難敵連破 ファン歓喜 稲垣選手の奮闘に県内PV大声援

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日本が得点するたびに盛り上がったファンたち=5日、新潟市中央区

 悲願の8強入りに前進-。ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、日本が世界ランキング15位のサモアを破り開幕3連勝を飾った5日、新潟市内のスポーツバーでは、先発出場した稲垣啓太選手(29)=新潟市秋葉区出身=への声援や、勝利を祝う歓声が上がった。

 パブリックビューイング(PV)が行われた同市中央区の「スポーツカフェMOCO」にはラグビーファン約50人が集った。開始早々、田村優選手(30)が決めたペナルティゴールでの先制点で店内は一気に盛り上がった。

 その後、得点を重ねるたびにボルテージが高まり、ラファエレ・ティモシー選手(28)がサモアの守備の隙を突いてトライを決めると、全員が立ち上がりハイタッチを交わした。

 16-9で折り返した後半、稲垣選手が途中交代するとねぎらいの拍手が送られた。試合終了間際に松島幸太朗選手(26)のトライで盛り上がりは最高潮。ノーサイドのホイッスルが響くと拍手が巻き起こった。

 友人と観戦していた同市西区の会社員(39)は「日本は攻撃も守備もよく機能していた。チームワークの勝利だ」と興奮した様子で語った。東区の団体職員(32)は「試合内容に興奮した。次戦も稲垣選手の活躍を見たい」と喜びを爆発させた。

 稲垣選手の父、工さん(60)ら家族は、試合会場の豊田スタジアム(愛知県)で観戦。工さんは「サモアも力が入っていて、ひやひやする厳しい試合だったが、啓太は一生懸命やった。次のスコットランド戦も全力でやってもらいたい」と期待を込めた。

 また、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ1階みなと広場でも、PVが行われ、市民ら約400人が、大声援と拍手を送り続けた。