「温かな看護を」 戴帽式で誓う 長崎玉成高

ろうそくを手にナイチンゲール誓詞を唱和する生徒=長崎玉成高ますみ記念館ホール

 長崎市愛宕1丁目の長崎玉成高(上村正和校長)で5日、衛生看護科2年生48人(女46、男2)の戴帽式があり、看護師を目指す覚悟と決意を新たにした。
 12月から始まる病院実習を前に開催。女子は頭に白いナースキャップ、男子は胸に白いハンカチーフを授与された。その後、火をともしたろうそくを手に、看護の精神を示す「ナイチンゲール誓詞」を唱和した。
 上村校長は「これからさまざまな困難にぶつかるだろうが、今日の感動と誓いを思い出し、乗り越えてほしい」とエール。生徒を代表し、荒木夢妃さん(17)は「仲間と出会えたことに感謝し、支え合い、48人全員で夢を実現させたい。温かな優しい看護を届けられる看護師になる」と誓いを述べた。

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