中の人にぶっちゃけ聞いてみた!マムートの秋冬モデルで買うべき注目アイテムは?

夏山シーズンも終わり、季節は冬山のシーズンへ。今年こそ本格的に積雪期の八ヶ岳やアルプス初級の登山を始めてみたいと思っている人もいるのでは。冬の登山に欠かせないアイテムについて、マムートのショップスタッフさんに「今年買うべき注目のアイテム」をぶっちゃけ聞いてみました!

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短かった夏山シーズンも終わり、いよいよ秋~冬山へ

今年の夏山シーズン、みなさんは存分に山に登れましたか?まだまだ楽しみたいところだと思いますが、夏山のシーズンは短いですよね。特にアルプスなど3000メートルを超えるような山であれば、もうそろそろ雪が降ってきてもおかしくない季節。本当はもっと山に行きたい…ならば、今年から冬の登山も始めてみませんか?

冬の登山は防寒着をはじめ、とにかく荷物が多い…

冬の登山に必要な道具はたくさん。防寒対策は全部の冬山に必須ですが、とくに雪山に行くとなると荷物はかなりのものに。積雪期の八ヶ岳や初級アルプスを目指している人は、アイゼンやピッケル、冬用のハードシェルなどが登頂のためにも命のためにも必要です。ただでさえ荷物が多く重いのであれば、一つ一つの荷物はできれば軽くてコンパクトで機能性が十分のものがいいですよね。

そこで今回は、登山ウエアやギアで抜群の人気があり、街着としても使えるアイテムの揃うブランド・マムートの店舗スタッフに、おすすめの秋冬アイテムを聞いてみました。

マムートスタッフが激推し!ぶっちゃけ買うべきこの秋冬の注目アイテム

やってきたのはマムートストア 新宿店。この秋冬に絶対外せない注目のアイテムを、新宿店の店長で商品知識が深い川村さんに教えていただきました!

教えてくれた人

MAMMUT STORE新宿店 川村店長
新宿店のオープン以来、店長としてマムート旗艦店を盛り上げている。好きなアクティビティは登山のほかに、BCスノーボード、サイクリング、キャンプ。よく行くお気に入りの山は、北・南アルプスエリア、八ヶ岳エリア、水上、南魚沼。一年の休日の半分くらいはこれらエリアへ出かけている。これまで一番感動した山は、2015年にいったデナリ(マッキンリー)。将来は南極に行き、スノーボードをするのが密かな野望。

ハードシェルだけど、まるでソフトシェルのような快適な着心地!「Haldigrat HS Hooded Jacket」

川村店長

まずこの秋冬にぜひオススメしたいのが、日本で新発売の「Haldigrat HS Hooded Jacket(ハディグラット HSフーデッドジャケット)」です。このジャケットは優れた防水透湿性を持ち、ハードシェルに分類されるのですがソフトシェルに近いストレッチ性を持っています。

編集部
青柳

ハードシェルって生地が頑丈な代わりにゴワゴワして動きづらいものが多いので、とてもしなやかでストレッチが効くのはすごくポイント高いですね。

川村店長

ただでさえ荷物が重く、体も動きづらいですもんね。パスケースやスノースカートも付いているので、雪のあるフィールドにぴったりです。シルエットが太すぎないので、登山にも向いていますよ。

冬山ギアをたくさん入れても大丈夫!疲れ知らずの優秀ザック「Trion Spine 35L」

川村店長

次にオススメしたいのが、「Trion Spine(トリオンスパイン) 35L」です。このザックは「アクティブスパインテクノロジー」という独自の特許技術を採用したザックなんです。

編集部
青柳

???

川村店長

歩くと肩や腰は上下に揺れますよね?その動きに合わせて、ショルダーハーネスとヒップベルトが追従するように動くシステムです。つまり歩行時の体の揺れを抑え、荷重を肩や腰へ適切に分散させています。

編集部
青柳

岩場の通過など、通常の歩行とは別にバランスをとったり重心を移動させることが多いのですが、このショルダーハーネスだと体の揺れが軽減されるものなのでしょうか?

川村店長

まさに、そういったシーンで役に立ちます。特に切り立った岩場をトラバースしたり、バランス感覚が必要な場所を通過するシーンなどにはぴったりですね。肩や腰への負担が気になる方にもおすすめです。

軽くてコンパクト!総合力の高い注目ダウン「Meron IN Hooded Jacket AF」

川村店長

このジャケットは、900FP(フィルパワー)の高品質ダウンを使用しており、総重量が300g以下という軽量さを実現しているところが最大の魅力です。FPとは、ダウンが膨らむ力のこと。FPが多い方が大きく膨らみたくさんの空気を含むため、少ないダウン量で暖かさを確保できるようになります。つまり、FPの大きなダウンを選ぶと荷物の軽量&コンパクト化にもつながるんです。

編集部
青柳

実は、来年の1月、八ヶ岳にある赤岳に挑戦しようと思ってるんです。

川村店長

なるほど!1月の赤岳山頂だと平均気温はマイナス15℃ほど、夜ですとマイナス20℃にはなるかと思います。稜線上で風に吹かれたり、天気が崩れれば体感温度はもっと低くなります。雪山登山はピッケルやアイゼンなど装備も重く、かさばるものが多いので、その他のアイテムはできればコンパクトで軽いものがいいですよね。防寒着は場所を取るので、「Meron IN Hooded Jacket(メロン イン フーデッド ジャケット)」のようなFPの大きな軽量のダウンジャケットが1枚あるとものすごく重宝しますよ。

編集部
青柳

僕はどちらかというと暑がりな方で、行動中は暑さを感じるのですが、その分休憩中は一気に冷えてしまうことが多いので、どんなダウンを持っていけば良いか迷っていました。このダウンがあれば寒さをしのげそうな気がします。

川村店長

寒さの感じ方には個人差がありますが、十分対応できるスペックだと思います。試しに一度着てみませんか?

実際に店頭で試着してみた

編集部
青柳

腕上げが突っ張ることなくスムーズ。何より着心地がふわっとしていて暖かい…。ちょっと表の生地の薄さが気になるけど…。

川村店長

確かにハードな動きは想定して作られていないのですが、リップストップ素材を使っているので、普通に登山で防寒着として使用する分には問題ないと思います。ダウンを着る時はそんなに激しい動きをしないのではないでしょうか。山小屋やテント内での防寒はもちろんですが、外でちょっと休憩するようなシーンでもアウターとして使えますよ。

編集部
青柳

赤岳鉱泉のアイスキャンディで、クライミング時のビレイジャケットとしても重宝しそうですね!

使用感はどう?後日実際にフィールドで着てみた

うっかりオススメの「Meron IN Hooded Jacket」を買ってしまった編集部青柳。さっそくフィールドで使ってみることに!

選んだのは9月上旬、”日本最後の秘境”ともいわれる北アルプス・雲ノ平。9月とはいえ、3000m近い標高なので、悪天候で風が強ければあっという間に10℃以下になる厳しい場所です。

編集部
青柳

風雨の激しい日で、気温は10℃を切っていましたが、シャツ一枚の上に着用しても保温力は十分でした。「とりあえずザックに入れておくか。」と思えるコンパクトさも魅力的海外モデルだと袖や丈の長さが日本人の体型に合わず長すぎることがありますが、アジアンサイズなので違和感がありませんでした。身長170センチ、普通体型の僕でMサイズでぴったりです。

保温性十分!でもたたむと手のひらに乗るくらいコンパクトに

900FPのダウンなので、持ち運びもかなりコンパクトになります。軽さわずか300gで、ジャケット本体のポケットに仕舞えるパッカブル仕様になっていて、たたむと手のひらより少し大きいくらいのサイズ。これはギアが多い冬山登山でも無理せず持って行ける大きさですね。

人気山岳ライターの意見も聞いてみた

では実際にどんなフィールドで使えるのか、山に行く機会の多い人=山岳ライターにも着てもらい、使用感をざっくばらんに教えてもらいました!

【レビューしてくれた人】山岳ライター・PONCHOさん

「暖かな空気の層に包まる」が、ぴったりくるダウンジャケットです。袖を通した際の軽さと保温性に、「おぉー!」と声を漏らしてしまいました。アジアンサイズで展開されているので日本人の体型にもぴったりとフィットし、ただ軽いのではなく、着心地のよい軽さが、まさに空気のようです。ただしその保温力の高さ故、暑がりな私だと冬場の低山ハイクで行動着として使うと汗をかいてしまいそうです。秋冬の山での写真撮影やスケッチの際にもよさそうですが、山ハンモックで揺られる際の着用が、即座に頭に浮かびました。これを着れば、いつでもインディアンサマー=小春日和な心地で山時間を楽しめそうです。

冬山ギアは「総合力」の高いものを選ぶのが軽量化&快適度UPのカギ

雪山装備は、安全性や防寒性からどうしても重くかさばるギアやウエアが多いもの。マムートでは、今回紹介したダウンやザック、ハードシェルの他にも、軽量でコンパクトな雪山向けギアやウエアが多数揃います。特に防寒着は雪山の必須アイテム。荷物がかさばるのも寒いのも嫌だ!という人にぴったりな、総合力の高いダウン「Meron IN Hooded Jacket」、ぜひ店頭で試してみてください。