5年ぶり太田和浮立 西海 130人練り歩く

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お旅所で披露された太田和浮立=西海市立西海小グラウンド

 長崎県西海市西海町の太田和神社で、秋の例祭が6日あり、江戸時代の参勤交代を模した郷土芸能「太田和浮立」が5年ぶりに奉納された。衣装を身にまとった住民ら約130人の行列が、にぎやかに練り歩いた。
 太田和浮立は約250年の歴史があり、住民らが1967年に浮立保存会を結成し、継承している。
 猿田彦(さるたひこ)の命(みこと)を先頭に、汐(しお)ふり、なぎなた、黒法被の挟み箱、子どもたちの締め太鼓などの行列が、お旅所の市立西海小グラウンドまでを往復し、浮立を披露した。汐ふりは、沿道の住民に大声を掛け、驚かせるなど滑稽な動きで笑いを誘った。
 保存会の川原泰行会長(72)は「夏休みから練習に励んだ子どもたちがよくやってくれた。保護者のみなさんの協力もあり、今回も素晴らしい浮立が奉納できた」と話した。