『名探偵コナン』が完全に“ボーボボ”のノリ! 超カオス展開に“納得”の理由

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 アニメ『名探偵コナン』で、とんでもなく“カオス”なエピソードが放送され、視聴者を騒然とさせていた。

 問題となったのは、9月28日放送回の第955話「昆虫人間のヒミツ」。この回は“ヤバさ”に定評のあるアニオリ回。前週の次回予告の段階で「面白い予感しかない」と話題になっていたが、やはり期待通りのできだった。

(絵・マッギャーマン)

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登場したのは、コナン、元太、光彦、歩美の4人。アニオリ回では定番のメンバーだ。“村営昆虫人間牧場”という怪しさしかない牧場のある田舎に、小学1年生のみで訪問。元太は超巨大な網を片手に、“昆虫人間”を捕まえようと意気揚々。しかし“その想像図”は、昆虫コスプレをした美女を捕まえる場面ばかりで、小1にして性欲が40代だ。

 その後、コナンたちは人っ子一人見かけない村を抜けて、森の中へ。不気味な雰囲気に、歩美は「なんかコワーイ(ハート)」とブリっ子する余裕をかましていたが、“立入り禁止の看板”の奥で、大人たちが一心不乱に作業を行っている姿を見て騒然。目が合うと、4人は逃げるように村に戻った。

 すると、村の食堂でカブトムシの格好をした兄弟(13歳、7歳)と遭遇する。2人の話によると、約1年前、政府の役人が“国立カジノ付きスーパー銭湯”をつくろうとしたが、“村営昆虫人間牧場”を作りたい村長が反対。しかしこの村長の案も村の大人たちに反対されると、村長は辞職して退職金で森を買い取り、“謎の工事”を開始。そんな中、この食堂でカツ丼を頼んだ途端、村長が突然死んだという。その時にポケットから宝の地図が出てきたため、大人たちはその地図を頼りに森で工事をしているようだ。

唐突続きのエピソードに、光彦は「展開が急すぎます!」、歩美は「ついていけな~い」と呆れ顔。この無茶苦茶な設定は脚本家自身も認識しているようである。

その後、昆虫コスプレをした子供たちが続々と登場。しかも、ただコスプレをするだけではなく、永遠とセミの鳴きまねをし続けていたり、クモのように天井からぶら下がっていたりと頭の中までイッている。

その後、なんやかんやで、コナンが村長の秘密を推理。村長は自分の死期を悟り、“ニセの宝の地図”を作成していたよう。この通りに工事を進めると、昆虫をこよなく愛したという村の偉人・蛾蛾姫の墓として、“前方後円墳”ができるようになっていたのだ! 村人たちは、まんまと村長の後を継ぎ、“前方後円墳”を完成させていたのだった(途中でわかるだろ)。

最初からオチまで、正直意味不明なエピソードだったが、この回の脚本家は浦沢義雄氏。『ボボボーボ・ボーボボ』『人造昆虫カブトボーグ』などを担当していた大物脚本家だ。確かにこの回は、『ボーボボ』と『カブトボーグ』の融合と思えば、微妙に納得ができる。

ちなみに、この回では登場した人物たちの名前も秀逸で、カブトムシのコスプレをした男の子は兜航一、セミのコスプレイヤーは瀬田光男、ハエのレイヤーはハエ吉、蚊のレイヤーはカ太郎。そして、村長の名前は「村野長介」という、出生時から未来を約束されし神ネーム。

第955話「昆虫人間のヒミツ」は、“『ボーボボ』のコナン回”として歴史に残りそうだ。

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