千葉県、台風15号被害でのブルーシート張りなど支援制度を発表

 千葉県は10月7日、台風15号で被害を受けた家屋の応急防水施工の支援制度の概要を発表した。ユニオンテック(東京都新宿区)と連携して、新たに「応急防水施工業者登録プラットフォーム」を構築する。施工事業者を募集、登録した上で、希望者と登録事業者等とをマッチングする。実施期間は10月15日から11月30日まで。

 ユニオンテックが展開する施工業者マッチングサイト「SUSTINA(サスティナ)」を活用して、自己負担で工事を希望する住民からの申し込み・問い合わせにあたり、工事業者などの登録・案内を行う。同事業に参加する施工事業者の旅費・滞在費などを負担する。応急防水施工費やブルーシートなどの資機材費は住民負担。

 対象地域は千葉県全域。

 県は、これまで自力での実施が困難な高齢者夫婦、独居老人、障害者世帯を対象に自衛隊や建設業協会などの協力を得て応急防水施工を進めてきた。

© 株式会社新建新聞社