先人の足跡学ぶ 星の杜小ミュージアム、ふるさと教育に活用 魚津

先人の足跡や考え方などを学ぶ児童

 魚津市星の杜(もり)小学校に常設されている「ふるさと先人ミュージアム」を活用した「ふるさと教育」が7日、同市住吉の同校であり、道下小学校6年1組の28人がYKK創業者の故吉田忠雄さんらの足跡や考え方を学んだ。

 市内の2、4~6年生を対象に市教育委員会が進める「ふるさと発見バス事業」の一環。本年度から同ミュージアムの活用を始め、1日から11月8日までに全6年生がそこで学習する。

 この日は、吉田さんの生涯を伝えるアニメーションを見た後、小林和恵道下小教頭が「魚津の三太郎博士」を紹介。児童は「夢を諦めず、世の中の人を幸せにしたい」「誰かの役に立ちたいと思った」などと感想を発表した。児童は魚津歴史民俗博物館も訪ねた。

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