九州電力、九州全域で「九電ドローンサービス」開始

九州電力株式会社は、ドローンを活用した空撮や撮影したデータの加工を行う「九電ドローンサービス」を、2019年10月1日から対象エリアを九州全域に拡大する。なお、福岡県の一部、大分県、熊本県では2019年7月1日からサービス展開中。

また、ドローンを活用した測量メニューを追加する。測量メニューでは、ドローンに最先端のレーザースキャナを搭載し、農地や森林などの土地を空から計測することで、測量にかかる時間の短縮やコスト低減を実現するという。10月1日からのサービス概要は下記の通り。

空撮 基本 動画(4K) ドローンによる動画撮影

静止画(4K) ドローンによる静止画撮影

オプション サーモグラフィ 表面温度の可視化ができる赤外線カメラによる動画・静止画撮影

12K画像 超高解像度カメラ(1億画素)による静止画撮影

データ加工 動画作成 空撮した動画・静止画を元に、キャプション、BGM、映像効果を加えたオリジナル動画を作成

3D画像作成 複数の静止画をつなぎ合わせ、建築物・設備の三次元画像(デジタルツイン)を作成

オルソ画像作成 複数の静止画をつなぎ合わせ、一枚のひずみのない画像を作成

測量(注)新規 地形の計測、点群データ・図面等の作成

料金:税別150,000円~(注)空撮・基本メニュー(半日プラン)の場合
提供エリア:九州全域
受付開始:2019年9月20日(金)

同社は「ドローンでお客さまの未来をカタチに」をスローガンに、九電ドローンサービスを通じて九電グループ経営ビジョン2030で掲げる「九州から未来を創る九電グループ」の実現を目指すという。

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