AEDの使い方体験しよう JR富山駅

胸骨圧迫を体験する参加者

 JR西日本金沢支社は8日、「駅で体験AED」と題して、自動体外式除細動器(AED)の使い方を学ぶイベントを富山駅で開き、駅の利用者が心肺蘇生の知識を学んだ。

 JR西が2010年から実施し、富山駅では2017年に続いて2回目。事前に講習を受けた駅員や乗務員ら15人が講師を務めた。三つのマネキンを用意し、参加者は胸骨の圧迫やAEDの操作を体験した。

 買い物帰りに参加した富山市安野屋、主婦、谷栄子さん(76)は「何度か講習に参加しているが、いざという時に対処できるように、また参加したい」と話した。

 同支社によると、新幹線停車駅や乗降数の多い駅を中心にAEDを設置しており、県内では富山駅に4台、黒部宇奈月温泉、新高岡の両駅に各3台置いている。

参加を呼び掛ける駅の係員
講師からの指導を受ける参加者

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