「コントの日」第2弾、ビートたけし「何回見てもイケるお笑いになっている」

NHK総合で11月4日放送の大型お笑い特番「コントの日」(午後9:00)の取材会が行われ、ビートたけしら出演者が出席した。たけしは「基本的にはコントですので、オチまでばらすばかはいないですが、ぜひ見ていただけたら。今回は会話の中の笑い、かなり味がある設定になっていて、何回見てもイケるお笑いになっていると思う。期待してください」と見どころをアピールした。

昨年の文化の日に「コントは文化だ!」を合言葉に始まったコント番組の第2弾。今年は「テレビ」をテーマに、勝手に発足した“日本コント協会会長”のたけしと、“協会会員”の秋山竜次(ロバート)、劇団ひとり、斉藤慎二(ジャングルポケット)、新川優愛、チョコレートプラネット、東京03、ロッチらがコントを繰り広げる。

たけしは「NHKは昔から規制がキツい気がしていたけど、テレビ以外のエンタメが増えるにしたがって、NHKもその波に乗ってそれなりに緩くなった。いよいよこういうコントもやれるようになった」と2年連続でNHKでコント特番が放送されることに感慨深げな様子。

「テレビ」をテーマにした多数の新作コントのほか、出演者がコントについて語り合うトークパートもあり、劇団ひとりは「ドリフターズみたいなコントがやりたいと言ったら、たけしさんが実は元になっているコントがあるんだと浅草時代の話をしてくださったりした。すごく勉強になったし、面白かった」とトークも盛り上がったことを告白。

一方、今回が初参加となるチョコレートプラネットの松尾駿は「最近はモノマネばかりだったので、がっつりコントができるのはすごくうれしい。コント師の血がたぎりました」と意気込んで出演したことを明かしつつ、「たけしさんとは初めてご一緒させていただいたのですが、ジャンポケの斉藤が『たけしさんは若手のコントも見てくれている』と言っていたのですが、トークではまさかの『チョコプラのコントは見たことがない』と言われてしまいました。何とも言えない気持ちで、途中から頭が真っ白になりました。傷つきましたね」と苦笑いを浮かべていた。

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