「朝鮮労働党は必勝不敗」北朝鮮各紙、金正日氏を讃える社説

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞や内閣機関紙・民主朝鮮は8日、故金正日氏の党総書記推戴22周年に際して、同氏を讃える社説を掲載した。朝鮮中央通信が報じた。

金正日氏は1997年10月8日、金日成主席が死去(1994年7月8日)して以後、空席となっていた党中央委員会総書記に推戴された。社説は党創建74周年(10日)を前に、党への求心力を高めようとするねらいがあると見られる。

労働新聞の社説は、金正日氏を「朝鮮労働党を人民大衆と渾然一体を成した不敗の党に強化し、発展させた希世の政治元老であり、強力な軍事的地盤を持つ革命的党に強化し、発展させた卓越した領袖である」と称えた。

また、「朝鮮労働党の創立者、建設者である主席と総書記を永遠の領袖として高くいただき、金日成・金正日主義の旗印に従って進む朝鮮労働党の偉業は必勝不敗である」と主張した。

民主朝鮮の社説は、「党と革命を百勝へ導いてきた総書記の不滅の業績はチュチェの革命偉業の達成のための万年の礎石として千秋万代に光を放つであろう」と強調した。

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