日立製作所と日立産業制御ソリューションズは、「高速人物発見・追跡ソリューション」を10月7日から販売する。
日立が開発したAI画像解析技術を活用し、防犯カメラなどの映像に映る人物のなかから、性別、年齢層、服装など100項目以上の全身特徴を使って特定人物を高速に発見・追跡できる。日立産業制御が製品化した。
同ソリューションは、防犯カメラで撮影された人物の数万人規模の映像解析データに対し、1秒以内で特定人物を高速に検索・発見し、防犯カメラの位置情報や撮影時刻を使って移動経路を追跡。
駅や空港、商業施設での不審者や迷子の早期発見のほか、警察や自治体などの公共機関で、防犯カメラ映像の目視による監視や記録映像の確認などの業務の負荷軽減・効率化と警備の高度化を支援する。
また、セキュリティ分野以外でも、工場や物流現場での作業者や、商業施設・公共施設での来場者の行動分析など、産業分野や小売・流通分野、公共分野などさまざまな分野への応用が期待できる。
写真 記事：鉄道チャンネル編集部
