海難事故に備えた伏木海上保安部と県内消防本部の潜水合同訓練が9日、富山市秋ケ島の県総合体育センター飛び込み温水プールで行われ、消防本部の潜水隊員が、海上保安部員から水中での救助技術を学んだ。
連携強化のため毎年行い13回目。開会式では平野功毅消防学校長が「水に関わる事故は全国的に増えており、この訓練をスキルアップにつなげてほしい」とあいさつした。
参加者は4班に分かれて長さ25メートル、深さ4メートルのプールに入った。真剣な表情で海上保安部員のアドバイスを聞きながら、素潜りをしたり水中で重りを運んだりする訓練に取り組んだ。