BIGOがGITEX 2019で人工知能に命を吹き込む

BIGOがGITEX 2019で人工知能に命を吹き込む

AsiaNet 80934 (1926)

【ドバイ(アラブ首長国連合)2019年10月8日PR Newswire=共同通信JBN】
*シンガポールパビリオンでシンガポール拠点の大手イノベーターに参加
*ビデオアプリケーションと新興技術のイノベーションを紹介

imoやBIGO LIVEなど独特のビデオアプリケーションの親会社で、シンガポールに本拠を置くインターネット企業BIGOは、中東・北アフリカ地域の日常生活に影響を与える人工知能(AI)の革新的な可能性に取り組んでいる。BIGOはGITEX 2019で、地域全体の数百万人のユーザーに高レベルな品質のコンテンツを確実に届けるため、顔検出および顔認識システムやコンテンツ管理システムなどのアプリケーションにおけるAI対応プロセスの使用を紹介する。

この地域の代表的テクノロジーイベントであるGITEX 2019で、AIはメガトレンドの1つになっている。「心とテクノロジー・エコノミーのシナジー」というテーマのもと、2019年版のこのIT見本市では、あらゆる分野におけるAIの幅広い影響にスポットを当て、「すべての新興技術の中核にあるブレーン」と呼んでいる。

中東・北アフリカ地域で人気があり、面白くてインタラクティブなビデオアプリケーションスイートを提供するBIGOは、AIをテクノロジー・ポートフォリオの中核部分に組み込んだ。これには、画像と顔の認証、ビデオインテリジェンス、音声処理のためのAIの中核技術が含まれる。AIを使用したBIGOのコンテンツ管理は、1カ月あたり3億を超える画像とビデオを監視し、さらなるレビューを要する人にフラグをたてるために不可欠なツールだ。さらに、BIGOのAIツールは非常にアジャイルで、既存のプラットフォームと新しいプラットフォームに容易に実装、カスタマイズができる。

BIGOの中東・北アフリカ・欧州責任者であるジャクソン・リュー氏は「GITEXで今年、当社がデビューしたことをうれしく思う。地域のテクノロジー産業との相互作用やエンゲージ、専門知識の共有を楽しみにしている。AIなどのメガトレンドはわれわれの関心やビジネスにとても身近だ。さまざまなセクターのステークホルダーにわたって、AI開発の重要な潜在性と機会があると考えている。すべての関係者と緊密に協力し、受け入れ可能とみられるものに基づいてコンテンツを管理し、当社が事業を展開するすべての国にエンゲージすることを楽しみにしている」と述べた。

BIGO Technologyはすでに、AIの専門知識を生かして中東・北アフリカ地域に広く進出している。エジプトのカイロには300人以上の従業員がおり、地域のコンテンツ管理と品質保証に専念するスタッフが含まれている。また、ヨルダンのアンマンにある新事務所に投資し、また今年中にヨルダンで50人のAI専門家を雇用すると発表した。

BIGO Technologyへの訪問は、ドバイ・ワールドトレードセンター・エキシビションセンターのホール1 、C26スタンドのシンガポールパビリオンまで。

ソース:BIGO Technology