健康百科

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■がんの原因

◆遺伝子のキズががんの原因
がんは細胞の遺伝子にキズがついてできますから、遺伝子をキズつけるものががんの原因です。最も身近なものがタバコ。タバコは肺がんだけでなく、すべてのがんの原因です。次は太陽光の中の紫外線。それにディーゼルエンジンの排気ガス。この中にはPM2.5といわれる微粒子が含まれています。このように、私たちはがんの原因となるものと一緒に生活していますから、長生きするほどがんになる確率が高くなります。日本人が一生のうち2人に1人ががんになるというのは、日本人が長命になったからなのです。少しでもがんの原因を遠ざけるのが、がんにならないための方法です。だから、タバコをやめるのが一番です。

◆うつるがんもある
また、がんの原因になる病原体があります。まず慢性肝炎を起こす肝炎ウイルス。これにはB型とC型がありますが、どちらも今は薬で退治することができます。肝炎ウイルスがいるかどうかは血液検査で分かるので、いたら薬を飲めば大丈夫です。ウイルスを退治すれば肝炎が治り、肝臓がんにもならずに済みます。次にピロリ菌は胃がんの原因です。ピロリ菌が慢性胃炎を起こし、そこから胃がんができますので、ピロリ菌がいることが分かったら、少しでも早く抗生物質で退治しましょう。遅れてしまうと、せっかくピロリ菌を退治しても慢性胃炎が治りきらずに、そこから胃がんになってしまいます。さらにHPVというウイルスが子宮頸(けい)がんを起こします。この感染を防ぐためには、予防接種が有効です。

古河福祉の森診療所