「草泊まり」気持ちいい朝 阿蘇市

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草泊まり体験をした内牧小の児童たち=阿蘇市

 熊本県阿蘇市の内牧小4年生59人が8日、阿蘇市の北外輪山の乗馬クラブ「夢★大地グリーンバレー」で、草を積んだ仮の小屋「草泊まり」を作り、一晩過ごした。自然の中で規則正しい生活を学ぶのが狙いで7年目。

 草泊まりは、1960年代ごろまで阿蘇地域の農家が牧草を刈り取る際に作って寝泊まりし、自宅と往復する手間や労力を省いていた。児童たちは地域の人たちの力を借りて竹を組み、カヤやススキをかぶせて高さ2・5メートルの円すい形を完成させた。

 9日朝、阿蘇市乙姫(標高487メートル)の最低気温は6・8度で、今季一番の冷え込みとなった。乙姫よりも標高が400メートル以上高い現地も、ひんやりとした朝を迎えた。

 午前6時すぎに起きたという大津昊輝君は「暖かい家では起きるのが大変だけど、冷たい空気ですぐ目が覚めた」と気持ちよさそうだった。(山下友吾)