『まだ結婚できない男』初回視聴率好発進!第一話あらすじ※ネタバレあり※

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阿部寛主演ドラマ『まだ結婚できない男』の初回放送は、<火曜夜9時放送>枠のドラマでは2年半ぶりに2桁スタートとなる好発進を切りました。皮肉屋で偏屈なアラフィフ男・桑野信介の日常をコミカルに描いたドラマです。そこでドラマの旧シリーズのおさらいと第一話のあらすじをまとめてみました。

『結婚できない男』シリーズ

本ドラマは2006年に放送され平均視聴率を17.1%記録した人気ドラマの続編です。
映画『テルマエ・ロマエ』や、ドラマ『下町ロケット』などのヒット作で主演を演じ、個性的な役柄を演じてきた実力派俳優、阿部寛の代表作の一つでもあるドラマが復活しました。

新シリーズ『まだ結婚できない男』の初回視聴率は、<関西15.7%/関東11.5%>となりました。

TOKYO, JAPAN - MARCH 1: Actor/model Hiroshi Abe attends preview screening of the 'Everest: The Summit of the Gods' on March 1, 2016 in Tokyo, Japan. (Photo by Sports Nippon/Getty Images)

主人公の桑野信介(演:阿部寛)は、独立して事務所を構える建築家。高級マンションに住み、“高身長・高学歴・高収入”というハイスペックの男性にも関わらず、40歳の誕生日を迎えた独身男性です。

一人焼肉をはじめ一人で外食する事を好み、買い物も一人、バーでも一人でお酒を呑む、お一人様コースの生活を送り、家では他人には分からない拘りの趣味を持ち、独り暮らしを謳歌していました。
料理・家事を完璧に熟す為、キッチン主にした家のデザイン設計にポリシーを持ち、その強い拘り故に、顧客や業者とも折り合わない事がしばしばあります。

Kekkon dekinai otoko (2006)

https://www.imdb.com/title/tt1252621/mediaviewer/rm1108107520

母親や周囲の人たちから「結婚できない」と言われても、「結婚できないのではなく、結婚しない」、「妻と子供と住宅ローンの三大不良債権を背負わされる」という持論で、結婚にメリットを見出せず消極的でした。
協調性や社交性が乏しい性格で、屁理屈ばかりで女性に対しても失言が多いので自ら女性を遠ざける羽目になってしまいます。

そんな独身男の桑野信介の生態を1話毎に描きながら、隣人女性の田村みちる(演:国仲涼子)、女医の早坂夏美(演:夏川結衣)、ビジネスパートナーの沢崎摩耶(演:高島礼子)によって、少しずつ女性に対する接し方や女心を学び、「家庭を持つ」事に対しての思いや、結婚の兆しを見出していくストーリーです。

■2006年版『結婚できない男』は、Hulu、Amazonプライム・ビデオ、U-NEXT、dtv等の配信で視聴することができます。

2006年夏クールで放送された『結婚できない男』は、阿部寛演じる桑野信介のキャラクターが話題となったドラマです。
そして前作から13年後、桑野信介はまだ結婚できていなかったのです!

まだ結婚できない男 関西テレビ放送 カンテレ

※次のページから、新ドラマ『まだ結婚できない男』1話のレビュー、ネタバレありです。

13年後の桑野信介はどうなっているの?

新婚夫婦の家を設計する事になった桑野信介(以下、「桑野」)。
顧客である夫婦は仲睦まじく将来設計を夢見ていたはずなのに、桑野が設計する家は、夫だけが楽しむ屋根裏部屋、夫が秘密を持っていても大丈夫だし、夫婦喧嘩をした際には閉じこもる事ができるように各部屋には鍵を付ける、さらに将来的に中を区切って2件の家に変更できるように設計すれば、離婚した後に片方を賃貸に出す事ができる、といった桑野が考えるメリットを新婚夫婦に押し付けようとしていました。
13年経っても変わらない「結婚できない男」の屁理屈っぶりは健在でした。

家では好きな音楽を存分に一人で堪能し、最新の家電製品がさらに一人暮らしの快適さに拍車をかけていました。
前作のドラマで女医の早坂夏美とは交際に発展したものの、破局。彼女の方は金持ちの男性と結婚したとの話です。

建築事務所は、アシスタントだった村上英治(演:塚本高史)が独り立ちをして桑野と事務所を共有し、アシスタントに丸山裕太(演:荒井敦史)と奈緒(演:横田詩織)、経理の沢村映子(演:阿南敦子)のスタッフが加わりました。
スタッフも増え、少し名の知れた建築家として取材も受けるぐらい仕事は順調です。

前作でビジネスパートナーだった沢崎は登場せず、建築プロデュース会社の森山桜子(演:咲妃みゆ)が新キャラクターとして登場。桜子は桑野が苦手で話しをするのも嫌がります。
大工の棟梁(演:不破万作)とは相変わらず、犬猿の仲です。
犬嫌いだった桑野は、前作で田村みちるの愛犬だったパグ犬の事は気に入りました。
今回もパグ犬が気になる様子の桑野は、ついにパグ犬を飼ってしまうのでしょうか!?

前作では、金田という建築家を一方的にライバル視し、金田のブログ更新をチェックしていました。
今回の桑野は、匿名の「やっくんブログ」に書かれている自分への誹謗中傷に悩まされます。

ドラマでは、独身男の生態だけでなく、視聴者の共感できるテーマもあります。
新国立競技場のコンペにカブトムシのカタチをした建築を設計して応募したという時事ネタを踏まえた、桑野のセンスもユーモアにしています。
もちろんコンペは落選し、少し落ち込んだ桑野が本屋で見つけたのは、「人生100年時代を幸せに生きるヒント」という本。
この本がきっかけとなり、53歳になって折り返しを過ぎた桑野は「人生100年、あと半世紀をどう生きるべきか」という事を考えます。
今回のドラマでは、「人生100年時代」をテーマにしていくようです。

桑野は、「やっくんブログ」の誹謗中傷の書き込みを止めさせる為に、町の法律事務所に相談します。
そこで、独身女性の弁護士吉山まどか(以下、「まどか」)と出会います。

まどかは、30代に仕事をバリバリして働いたおかげで独立して事務所も持つ事ができた一方で、プライベートでは40歳を過ぎて独身のままというタイプ。
そんなまどかに対して、桑野は皮肉を言い、2人の第一印象はお互いに最悪のものとなりました。

マンションの隣には新しい住人が引っ越してきました。
サングラスとマスクを被り、他人には顔を見せない戸波早紀(演:深川麻衣)。
明らかにワケ有の女性ですが、桑野が気になるのは早紀ではなく、彼女が持っていた流しそうめん器でした。

桑野はまどかの弁護としての手腕を確認する為に、裁判を傍聴します。
まどかは、離婚裁判をする事となった岡野有希江(演:稲森いずみ/以下、「有希江」)の代理人を務めていました。
有希江は夫に浮気され、それが離婚の原因として主張するものの、夫は浮気を認めず裁判で和解を求めています。
夫側は、財産が少ない事を理由に金額を押えて早々に和解をして、別居中の婚姻費用の支払いを止めたがっていました。
桑野は、夫とその弁護士の話を男子トイレで耳にしてしまいました。

まどかは和解案を受ける方がよさそうだと有希江に言いますが、桑野は、離婚して財産分与をするよりも、裁判を引き延ばして婚姻費用を搾り取る方が得策だと反論します。

有希江の事が気になる桑野は、彼女が雇われ店長をしているカフェに通います。

今後のドラマの展開として、匿名の「やっくんブログ」の正体が気になるポイントの一つです。

泥沼離婚の行方

有希江は、お金より離婚して早く夫から解放されたいと思っていました。
そんな折、別居中だった有希江の夫が分譲マンションに浮気相手の愛人と住んでいた事が発覚します。
桑野はたまたま、有希江の夫が愛人と一緒にマンションに入っていくところを見てしまいました。
有希江の夫は、桑野に黙っていてほしいと頼みます。他人の夫婦事情なので首を突っ込みたくなかった桑野ですが、気になってまどかの事務所を訪ねます。
ちょうどその時に、有希江がまどかと和解の手続きをしている最中でした。

桑野が、有希江の夫の事を話そうかどうかまごまごしている間に、夫を調査していたまどかに情報が入ります。
その情報で、有希江は夫が分譲マンションを隠し持っていた事を知るのです。

離婚後の財産分与問題の現実に、桑野の結婚への思いがまた遠ざかってしまいます。

「結婚できない男」のセカンドステージとは?

桑野は、「結婚と離婚」という現実の壁や、今後50年近くの人生はどう生きていくかを考えます。

桑野が「未来の建築を考えるシンポジウム」で行う基調講演に、有希江とまどかも成り行きで立ち合う事になりました。
そんな2人がいる前で、「結婚してもうまくいかずに離婚する」、「仕事に必死になるうちに結婚しないままになる」と言って、有希江やまどかに当てはまるようなスピーチをはじめます。

そして桑野は最後に、人生100年、家は結婚して子供ができる前提で設計されるけれど、離婚する人もいれば、子供がいても自立していくし、死別もある。人生100年、住宅も人のニーズに合わせて多様化する必要がある。人生には必ずセカンドステージが来る。結婚してもしなくても、セカンドステージが幸せかなんて関係ない、人が家に合わせのではなく、人により沿った家を作っていきたいと語るのでした。

桑野のスピーチを聞いていたまどかは、桑野の話し方は敵を作りやすいからやめた方がいいと指摘しますが、「結婚しなくても、セカンドステージに幸せかどうかに関係ない」という言葉には賛同していました。
そして、「自分で進んでいる道は間違ってない」というまどかに対して、桑野はまどかが車のナビの目的地を打ち間違えた事を皮肉って、「ナビの入力が間違ってないといいですね」と返し、相変わらず女性に失言してしまうのでした。

一方、有希江は「これから自分の足で歩いていこうと思った」と、桑野の言葉に勇気づけられていました。

そんな桑野は、相変わらず家で流しそうめんを一人で楽しみながら、「50年ぐらい一人で大丈夫だ!」と満足するのでした。

第2話は、婚活アプリでまた新たな出会い!?

英治が密かに桑野のプロフィールを婚活アプリに登録します。桑野はプロフィールに来たたくさんの女性たちからのメッセージの中から、一人の女性と出会う事になりました。
予告を観ると、桑野の婚活は一筋縄ではいかないトラブルに発展して一波乱ありそうです!
さらに、晴れて離婚が成立した有希江と弁護士まどかの独身女性事情、そしてワケありの隣人女性早紀にも注目です。