金属バットで母殺害の息子、手首切って意識もうろう…息子の妻が通報 容疑で息子逮捕「怒る母に疲れた」

©株式会社埼玉新聞社

狭山署=狭山市稲荷山

 埼玉県の狭山署は9日、殺人容疑で、狭山市水野、翻訳業の男(40)を逮捕した。

 逮捕容疑は8日夜、自宅1階で、母親の中田照江さん(71)の頭を金属バットで数回殴り、殺害した疑い。

 同署によると、8日午後11時40分ごろ、男の妻から「夫が睡眠薬を飲んで手首を切った。義母もベッドで意識がない」と119番があり、同署員が現場に駆け付けたところ、1階寝室のベッドで照江さんが倒れており、ソファーで意識もうろうとした男が座っていた。

 照江さんは病院に搬送されたが、9日未明に死亡が確認された。男は手首を切っていたため、病院に搬送されたが命に別条はなく、回復後に事情を聴いたところ、「金属バットで殴り、その後、自分の手首を切った」などと犯行を認めたという。

 男は照江さんの長男で、照江さんと妻の3人暮らし。妻は2階の寝室で寝ていたが、トイレで階下に下りた際、事件に気付いた。男は「マッサージなどを執拗(しつよう)に要求し、うまくできないと怒りだすため、そうしたことに疲れた」などと供述しているという。