外海のミズイカ 食べに来て!12日から「祭り」 長崎市役所でPR

水いか祭りをPRする実行委員会の大谷さん(左)と林絵里花さん=長崎市役所

 長崎市外海地区で水揚げされた旬のミズイカを使った料理を地元飲食4店が提供する「そとめ水いか祭り」が12日に始まる。実行委員会のメンバーは9日、市役所でミズイカと料理を田上富久市長に贈呈、PRした。祭りは11月17日まで。
 ミズイカは春と秋に旬を迎える高級イカ。外海近海では年間1~1.5トンが水揚げされている。荒波でもまれているため、肉厚でうま味は十分という。
 祭りは地域活性化を目的に2011年に始めた。今年は「レストラン レスカル」「鰻(うなぎ)処 笹野食堂」「いけす割烹(かっぽう) 久栄」「割烹 波矢司」が参加し、それぞれ自慢の「水いか御膳」を2千円台で提供する。
 大谷正明実行委員長は「祭りは県外客も訪れ、少しずつ地域に根付いてきた」とあいさつ。田上市長は刺し身を食べ「こりこりして、かむとだんだん甘みが出てくる」と太鼓判を押し、祭りの発展を期待した。
 実行委は予約を勧めている。問い合わせは実行委(電0959.24.0105)。

© 株式会社長崎新聞社