農業の基盤弱体化に危機感

JA全中会長が講演

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共同通信のきさらぎ会で講演するJA全中の中家徹会長=10日、東京都千代田区

 全国農業協同組合中央会(JA全中)の中家徹会長が10日、共同通信のきさらぎ会で講演し、農地面積や従事者の減少が続く現状に「農業の生産基盤が弱くなっている」と危機感を示した。地域を支える農業の強化策を長期的な視点で議論していく必要性を強調した。

 日本農業の課題として、農家の高齢化やコメの消費量減少、自然災害への対応などを挙げた。耕作放棄地が増加しているほか、宅地化により優良農地が失われていると指摘。2025年時点で440万ヘクタールの農地を確保するとの政府の見通しは達成が困難であるとの見解を示した。