カワサキ、レース専用モデルのNinja ZX-6Rを特別販売。11月1日から受注開始

 カワサキモータースジャパンは10月10日、レース専用モデルのNinja ZX-6Rを日本国内で特別発売すると発表。受注は2019年11月1日から開始となる。

 レース専用のニンジャZX-6Rは、国内ロードレースST600クラスのレース活性化を目的に導入される車両だ。ベースはアメリカ仕様のモデルで、エンジンは市販されているニンジャZX-6Rとは異なり、水冷4ストローク4気筒/DOHC4バルブの599ccを搭載する。

カワサキNinja ZX-6Rで全日本ロードレース選手権ST600クラスに参戦する奥田教介(Team MF & Kawasaki)

 車体はマスの集中化と軽量化が追求されており、フロントにはSHOWA(ショーワ)製ビッグピストンフロントフォーク(BPF)を標準で装備する。

 メーカー希望小売価格は94万6,000円(税込み)で、カラーはライムグリーンのみとなっている。なお、このニンジャZX-6Rはレース専用モデルのため、ナンバープレートの取得はできず、公道での走行は一切できない。

 車両は受注生産で受注期間は、第1次が2019年11月1日から11月18日までで、納品は2020年2月以降に順次行われる。第2次は2010年11月29日から12月16日で、こちらの納品は2020年3月以降となっている。

■Ninja ZX-6R (レース専用モデル)主要諸元

車名(通称名) Ninja ZX-6R

マーケットコード ZX600RLF

全長×全幅×全高 2,090mm×710mm×1,115mm

軸間距離 1,400mm

最低地上高 120mm

シート高 815mm

キャスター/トレール 24.0°/ 103mm

エンジン種類/弁方式 水冷4ストローク4気筒/DOHC 4バルブ

総排気量 599cm³

内径×行程/圧縮比 67.0mm×42.5mm/ 13.3:1

最高出力 NA

最大トルク NA

始動方式 セルフスターター

点火方式 バッテリ&コイル(トランジスタ点火)

潤滑方式 ウェットサンプ

エンジンオイル容量 3.6L

燃料供給方式 フューエルインジェクション

トランスミッション形式 常噛6段リターン

クラッチ形式 湿式多板

ギヤ・レシオ 1速 2.714 (38/14)
2速 2.200 (33/15)
3速 1.850 (37/20)
4速 1.600 (32/20)
5速 1.421 (27/19)
6速 1.300 (26/20)

一次減速比 / 二次減速比 1.900(76/40)/2.688(43/16)

フレーム形式 ダイヤモンド

懸架方式 前 テレスコピック(倒立、インナーチューブ径41mm)
後 スイングアーム(ユニトラック)

ホイールトラベル 前 120mm
後 134mm

タイヤサイズ 前 120/70ZR17M/C (58W)
後 180/55ZR17M/C (73W)

ホイールサイズ 前 17M/C×MT3.50
後 17M/C×MT5.50

ブレーキ形式 前 デュアルディスク 300mm (外径)
後 シングルディスク 220mm (外径)

ステアリングアングル (左/右) 27°/ 27°

車両重量 191Kg

燃料タンク容量 17L

乗車定員 1名

カラー ライムグリーン(GN1)

※改良のため、仕様および諸元は予告なく変更される場合あり。

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