NLDS敗退のブレーブス ベテラン捕手・マッキャンが引退表明

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日本時間10月10日、ブレーブスはカージナルスとの地区シリーズ第5戦に1対13で大敗し、敗退が決定した。その試合後、15シーズンにわたってメジャーでプレイし、7度のオールスター・ゲーム選出の実績を誇る35歳のベテラン捕手、ブライアン・マッキャンが今季限りでの現役引退を表明した。

マッキャンは「ポストシーズンに進出し、ポストシーズンでプレイするチャンスが欲しかったんだ。それが僕の求めていたものだった」と語り、古巣をポストシーズンへ導くために6年ぶりにブレーブスへ帰ってきたことを明らかにした。そして、「今後は自宅に戻って、父親として子供たちと遊びながら過ごすよ。これでおしまいさ」と今季限りで現役を引退する意向であることを明言した。

今季のマッキャンは、85試合に出場して打率.249、12本塁打、45打点、OPS.734をマーク。メジャー定着後最悪の成績に終わった昨季からの復調を遂げ、主戦捕手の1人としてチームの地区優勝に貢献した。チーム内にはマッキャンを慕う後輩も多く、マッキャンが試合後のインタビューを受けている間、フレディ・フリーマン、ダラス・カイケル、タイラー・フラワーズといった選手たちがその様子を見つめていた。

ブレーブスの試合を見ながら育ったロナルド・アクーニャJr.にとって、マッキャンは憧れのスター選手の1人だったという。ジョージア州出身のマッキャンも幼少期はブレーブスのファンであり、メジャー昇格後はチームのレジェンドであるチッパー・ジョーンズやジョン・スモルツとともにプレイする機会を得たが、アクーニャJr.も「彼のキャリアを目にすることができて幸運だった。彼はスーパースターだし、素晴らしいキャリアを過ごして、このチームに素晴らしいインパクトを与えてくれた」とマッキャンとともにプレイできたことを感激した様子で振り返っていた。

通算282本塁打は、捕手としてはメジャー史上8位の数字。シーズン20本塁打以上を10度以上記録した捕手は、マッキャンを含めて4人しかいない。マッキャンは通算6度のシルバースラッガー賞を受賞したが、それより受賞回数が多いのはともに殿堂入りの名捕手であるマイク・ピアッツァ(10度)とイバン・ロドリゲス(7度)だけだ。近年は衰えが見え始めていたものの、間違いなくメジャーを代表する好捕手の1人だった。