ライトショアジギングロッドの気になるQ&A
ライトショアジギングとは、最大60グラム程度のメタルジグを使って、青物を中心に根魚やタチウオなど様々な魚種を狙う釣り方。本格的なショアジギングに比べるとライトなタックルであるため、初心者の方や女性でも楽しみやすい釣りのひとつです。
本記事では、元釣具屋であるTSURI HACKライターが、ライトショアジギングロッドに関する疑問や選び方、おすすめモデルまでを一挙にご紹介します。まずは、ライトショアジギングロッドの気になるQ&A;にお答えしてみました。
Q1:シーバスロッドとの違いは?
シーバスロッドとライトショアジギングロッドの大きな違いは、投げられるルアーウェイトの違いです。
ライトショアジギングロッドでは最大50~60グラム程度まで投げられるのに対して、シーバスロッドは最大30~40グラム程度までとなっているモデルが一般的です。
投げられる範囲内の重さのメタルジグであれば、シーバスロッドをライトショアジギングに流用することもできます。
Q2:ライトショアジギングでプラッキングはできる?
ライトショアジギングロッドでトップウォータープラグやヘビーシンキングミノーを使ったプラッキングは可能です。
ライトショアジギングではどうしてもメタルジグに反応が無い状況もあり、そういった時にプラグが活躍してくれることもあります。そのような状況に対応するためにプラグも準備しておくことをおすすめします。
Q3:合わせるリールやラインの目安は?
ライトショアジギングロッドに合わせるリールは、スピニングリールの3000~4000番サイズがおすすめ。さらに巻き取りが速いハイギアであればベストです。
ラインはPE1.5号を基準に、根が複雑な場所においてはPE2~2.5号を選んでみてください。ラインは150~200メートル巻いておくと安心です。
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ライトショアジギングロッドを選ぶ際の3つのポイント
ここではライトショアジギングロッドを選ぶ際のポイントを3つご紹介します。どのメーカーの製品においても共通する選び方のポイントとなりますので、間違いないロッド選びをするためにも覚えてみてください。
Point①:長さ
ライトショアジギングロッドの長さは、9~10.6フィートが基本です。
この範囲内で自分がキャスト時に振り抜くことができて、アクションもしやすい長さを選ぶことが重要です。迷った時には9.6~10フィートの長さを選んでみてください。
Point②:ルアーウェイト
ライトショアジギングでは最大50~60グラム程度までのメタルジグを使用します。それに合わせて、投げられるルアーウェイトが最大50~60グラムのロッドを選んでみてください。
硬さの表記はL(ライト)~M(ミディアム)となっていますが、メーカーによって表記が違うため、スペックにあるルアーウェイトを見て選ぶことをおすすめします。
Point③:ガイド
PEラインを使用しフルキャストすることが多いライトショアジギングでは、ラインがガイドに絡むトラブルは絶対に避けたいもの。そのため、ラインが絡みにくいガイドが搭載されたロッドを選ぶこともポイントです。またガイドの根元がダブルフットのモデルだと、強度面での安心感も加わります。
ライトショアジギングロッドのおすすめランキングTOP10
ここでは、元釣具屋であるTSURI HACKライターが厳選したライトショアジギングロッドランキングをご紹介します。
各通販サイトでの評価や知見を活かして選んだモデルとなっていますので、ぜひライトショアジギングロッド選びの際に役立ててみてください。
第10位:メジャークラフト トリプルクロス ショアジギング TCX-1002LSJ
トリプルクロスは、バット部の「4軸カーボン」と「クロスフォース」によって、しなやかさとパワーのバランスが非常に良い特徴を持っています。TCX-1002LSJは、遠投性能に優れていて、フィールドを問わずに使っていくことが出来る1本です。比較的ライトなメタルジグを遠投していきたい方におすすめです。
第9位:ダイワ ショアスパルタン スタンダード 96M
ダイワのエントリーモデルであるショアスパルタン スタンダードは、メタルジグはもちろんのこと、プラッキングにも対応できる汎用性の高いシリーズです。おすすめの96Mはシリーズで最もライトなモデル。堤防やサーフといった障害物が少ない場所で釣りをすることが多い方におすすめです。
第8位:アブガルシア ソルティーステージ KR-X SXJS-9102M40-KR
小口径のKRガイドコンセプトで軽量化とトラブルレス性能を向上させたアブガルシアのソルティーステージ KR-X シリーズ。ラインナップにはベイトモデルもあり、幅広い釣り人の要望に応えています。SXJS-9102M40-KR は、30グラム程度のメタルジグを中心に使うことが多い方におすすめのモデル。比較的しなやかなロッドが欲しい方におすすめです。
第7位:メジャークラフト 2代目ソルパラ X ライトショアジギング SPX-962LSJ
「徹底的にコストを抑えたい」という方は、メジャークラフト 2代目ソルパラ X ライトショアジギングシリーズがおすすめです。魚種専用設計でありながら、実売価格は1万円程度とコストパフォーマンスの高さが際立っています。このシリーズからはライトで使いやすいSPX-962LSJをおすすめします。
第6位:ヤマガブランクス ブルースナイパー 96ML
40グラム程度のメタルジグ、14センチ程度までのミノーの使用に適したヤマガブランクス ブルースナイパー 96ML。国内自社工場で一貫生産してあるロッドは、名実ともに高い評価を受けています。サーフからの釣りにも適したモデルで、ライトショアジギングを中心としつつ、ヒラメやマゴチも狙っていきたいという方におすすめです。
第5位:シマノ コルトスナイパー S1006M
シマノ コルトスナイパーは、ねじれに強いブランクスが魅力の製品。キャスト時もファイト時も、ロッド本体が持つパワーがアングラーをサポートしてくれます。S1006Mは10.6フィートのロングレングスモデルで、遠投を最優先に考えたい方におすすめのモデルとです。
第4位:ゼスタ ランウェイSR 10.3 CURRENT NAVIGATOR
ゼスタランウェイSRは、バットにSiCガイド、ティップにはトルザイトを採用した軽量設計。10.3フィートにも関わらず、175gと遠投を続けるライトショアジギングゲームにもってこいの一本です。ティップはしなやかながら不意の大物にも耐えうるバットパワーは体験すべし一本です!
第3位:シマノ コルトスナイパー BB S906M
「ハイパワーX」の採用で強靭なパワーを発揮してくれるコルトスナイパー BB。ステンレスフレームKガイドの採用でライントラブルの心配も少ないモデルです。S906Mはプラグにも対応する汎用性があり、さらに実売1万5千円程度と手にしやすい価格も魅力の1本。メタルジグ・プラグ問わず、多彩な釣り方を行っていきたい方におすすめです。
第2位:メジャークラフト 3代目 クロステージ CRX-1002LSJ
バット部にブランクス強化構造の「クロスフォース」を採用して生まれ変わった3代目 クロステージは、高いコストパフォーマンスを誇り、初心者から上級者まで愛用者が多いロッドです。このシリーズでは遠投性能に優れるCRX-1002LSJがおすすめ。遠投力の差がそのまま釣果の差となることが多いライトショアジギングで活躍してくれること間違いなしのモデルです。
第1位:ダイワ ジグキャスター MX 96M
ジグキャスター MXは、遠投性能・アクションのしやすさ・価格のバランスが非常に良いロッドです。「PタイプフレームKガイド」の採用で、ガイドへのライン絡みも抑えられています。おすすめの96Mに関しては汎用性の高さに加え、自重205グラムと軽量なことも魅力となっています。選ぶのに迷ったら、ぜひこちらを使ってみてください。
お気に入りの1本でライトショアジギングにチャレンジ!
手軽に始められるライトショアジギングは、ターゲットとなる魚が豊富で人気が年々高まっています。青物や根魚といった美味しい魚が釣れる釣りなので、クーラーボックスなど持ち帰って食べる準備もしっかり行っておきましょう。本記事でご紹介したおすすめモデルを参考にしつつ、ぜひご自身に合った1本を選んでライトショアジギングを楽しんでみてください。