岡山トヨタ、新聞使い新人研修 NIB講座、サービス向上策発表

新聞記事を基にサービス向上策を発表する新入社員

 自動車販売の岡山トヨタ自動車(岡山市北区大供)は10日、新聞を仕事に生かすNIB(ニュースペーパー・イン・ビジネス)講座を本社で開き、新入社員が新聞記事から学んだ情報を基に顧客サービスの向上策などを発表した。

 12人が3グループに分かれ、半年間新聞を購読した成果を報告。あるグループは、危険なあおり運転の増加、高齢ドライバーの免許返納率の低さといった記事を基に、顧客にドライブレコーダーや安全装置付きの車両を勧める必要性を訴えた。

 梶谷俊介社長と山陽新聞社の田中宏典販売局長が講評。梶谷社長は「新聞を読むことで新たな知見が得られる。今後も自分の成長のために継続してほしい」と呼び掛けた。

 講座は新人研修の一環で、山陽新聞社のNIB担当者から文章の書き方や新聞の活用法などを学んできた。講座は計6回で、この日が最終回だった。

© 株式会社山陽新聞社