アーセナルのストライカーといえばティエリ・アンリ。伝説の無敗優勝を導いた彼はクラブで227得点を奪っており、未だに歴代最高のFWと考えられている。
彼がバルセロナに去って以来、アーセナルには14名の点取り屋がやってきた。『Planet Football』はそのストライカーたちの「格付け」を掲載していたぞ。
まず、11位までの4名はこんな感じになっている。
14位:パク・チュヨン
13位:チュパ・アクポム
12位:ジェイ・エマニュエル=トーマス
11位:ヤヤ・サノゴ
10位:ガブリエウ・マルティネッリ
彼はノッティンガム・フォレスト戦で2ゴールを決めた。その点でもはやチュパ・アクポムやサノゴ、パク・チュヨン、エマニュエル=トーマスよりは上回るし、ヨーロッパリーグでも大活躍だ。これからすぐに順位を上げていくだろう。
9位:ルーカス・ペレス
ペレスは2016年にラ・リーガからアーセナルにやってきた。しかしヴェンゲル監督の下であまりチャンスをもらえなかった。
ただチャンピオンズリーグのバーゼル戦ではハットトリックを決めたし、11試合には出場している。
8位:エディー・エンケティア
彼はアーセナルのアカデミーで育った選手であり、2017年にデビューを果たした。
まだ20歳であるためリーズ・ユナイテッドで修行中だ。2部で5試合の途中出場で2ゴール1アシストと結果を残している。
7位:ティエリ・アンリ(第二期)
2012年に短期契約で34歳のティエリ・アンリを獲得するという決定は、まるでひどい考えであるように思われた。
しかしアメリカから帰ってきたアンリはちゃんと結果を残した。全盛期ほどの力はなかったとしてもだ。ただ、あまりにもいた時間が短かった。
6位:マルアヌ・シャマフ
シャマフがこれだけ高いランキングにいるということは、アーセナルのこの12年間がどれだけFW不足だったかという点を示している。
彼は2010年にアーセナルと契約し、67試合で14ゴールを決めた。印象ではサッパリだったようにも思えるが、意外と点は取っている。
5位:エドゥアルド
アンリがバルセロナに去った2007年、アーセナルはその資金をディナモ・ザグレブのFWエドゥアルドに投じた。ブラジル出身のクロアチア代表FWだった彼はイギリスにもすぐ馴染んだ。
しかしバーミンガムとの試合で深刻な骨折を負ってしまい、それからのキャリアが破壊されてしまった。復帰後はベンチに座ることが多くなり、2010年にシャフタールへ去った。
4位:ダニー・ウェルベック
2014年にマンチェスター・ユナイテッドから加入したウェルベック。アーセナルでは非常に素晴らしいスタートを切った。しかしその後細かい怪我を繰り返し、徐々に苦しい時間が訪れるようになった。
2018-19シーズンが終わるまで126試合に出場、32ゴールという成績。しかし、アーセナルのファンはFAカップ準々決勝のマンチェスター・ユナイテッドで決めた得点を忘れないだろう。
3位:アレクサンドル・ラカゼット
ラカゼットは決してピエール=エメリク・オーバメヤングほどのゴールを決めてはいないものの、この2シーズンはかなり印象的であった。
2018-19シーズンには素晴らしい結果を残し、アーセナルの年間最優秀選手に選ばれた。91試合出場で38ゴールはかなりの成績である。
2位:オリヴィエ・ジルー
モンペリエから1000万ポンド(およそ14.6億円)で加入したあと、253試合で105ゴールを決めながらも、ジルーは不当に批判を受ける存在だった。
あのティエリ・アンリも「彼と一緒にプレーしたかった。ジルーはパートナーとして並外れている」と称賛している。
1位:ピエール=エメリク・オーバメヤング
2018年1月にドルトムントからアーセナルに加入して以来、彼の得点記録は驚異的なものだ。プレミアリーグでのシュート決定率は26.2%となっており、これはどの選手よりも高い。
オーバメヤングは、50試合を終えた時点でティエリ・アンリの得点記録を超えている。ついに真なるエースと出会うことができたと言える存在だ。