日印交流・経済に理解 富山インド協が文化講演会

インド経済をテーマにした講演会=富山第一ホテル

 富山インド協会(会長・忠田北日本新聞社会長)の文化講演会が10日、富山市の富山第一ホテルで開かれ、会員たちがインド経済について理解を深めた。

 忠田会長のあいさつに続き、アサヒトラベルサービス(東京)のマルカス社長が「まだまだ伸びるインド経済」と題して講演した。

 インド・デリー出身のマルカス社長は故立川談志さんに入門し「立川談デリー」として談志さんと漫才コンビを組んだ経験があり、講演ではユーモアを交えながら話した。

 日本とインドとの交流や進出する日系企業、巨大なインド市場などについて説明。「日本のビジネスをインドに紹介するために努力していきたい」と述べ、「最初の一歩が大事。百聞は一見にしかず」とインドへの来訪を呼び掛けた。

 インド料理を中心にした懇談昼食会もあり、駒澤北日本新聞社長があいさつと乾杯の発声を行った。

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