70代が「赤いスイートピー」 男声合唱団ひみ 20日高岡で演奏会

冬木さん(右)の指導で20日の演奏会を目指して練習に励むメンバー

 氷見市の男声合唱団ひみ(張田誠一運営代表)は20日に県高岡文化ホールで演奏会を開く。松田聖子さんの「赤いスイートピー」など親しみやすい楽曲を中心に、平均年齢70代のメンバーが練習に励んでいる。

 2010年に発足し市内を中心に50~70代の28人が参加している。演奏会は1年半おきを目安に開き5回目。4部構成で、フォスターの名曲集や「花」をテーマにしたヒットメドレーを披露し、合唱組曲にも挑戦する。

 市中央公民館などで週2回練習しており、細かなハーモニーや情感の表現に磨きをかけている。指揮者の冬木勲さん(76)=同市地蔵町=は「創立10年目の節目でもあり、大勢の人に聴いてもらいたい」と話す。

 市在住のソプラノ歌手、西浦由佳里さんが特別出演し、女声合唱団ヴォーチェ・フォンターナが賛助出演する。

 市民会館の休館以来、高岡を会場にしている。JR氷見線応援委員会とタイアップし、来場には同線の利用を呼び掛ける。演奏会は午後2時から。入場無料。

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