<参院補選>N国党首・立花氏、前知事・上田氏の一騎打ち 改憲議論に上田氏前向きのため自民対抗馬見送り

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立花孝志氏(左)、上田清司氏

 参院埼玉選挙区補選は10日告示され、NHKから国民を守る党(N国)党首で前参院議員の立花孝志氏(52)と、無所属で前知事の上田清司氏(71)=立憲民主、国民民主両県連支援=が立候補を届け出た。投票日は27日。

 自民党は上田氏が憲法改正議論に前向きだとの理由で対抗馬擁立を見送った。自民、公明両党は事実上の自主投票。共産と社民、維新の各党県組織も自主投票を決めている。

 知事を4期16年務めた上田氏はさいたま市浦和区で第一声。「埼玉県と国政の懸け橋にならせていただきたい。国民的課題、県政の課題にしっかり取り組む」と訴えた。地方重視の政治や健康立国の実現、徹底した行財政改革などの公約を掲げている。

 立花氏は同市内で声を上げた。「争点は既得権益対反既得権益。今やらなきゃいけないのは消費税を下げること」とし、消費税率の5%引き下げや受信料を支払った人だけがNHKを視聴できるスクランブル放送化の実現などを主張している。

 立花氏は7月の参院選比例代表で初当選。届け出が受理された時点で参院議員を自動失職した。比例名簿で次点だった医師浜田聡氏(42)が繰り上げ当選となる見通し。

 補選は8月の知事選で初当選した大野元裕氏の参院議員辞職に伴い実施される。