ぶくぶく泡と掃除機で“巨大氷”が透明に!【動画あり】

©テレビ愛知 株式会社

夏になると消費量がぐ~んと伸びる“氷”。最近は製氷メーカーの氷が人気で飛ぶように売れている。家庭で作る氷とどこが違うのか?

東海地方屈指の製氷メーカー「中勢製氷冷蔵」(三重県津市)の工場に潜入すると、氷缶(ひょうかん)と呼ばれる、巨大なステンレス製の箱が登場。中に注ぐのは地下水をろ過した“超軟水”。そのまま凍らせるのかと思いきや、ぶくぶく水を泡立て始めた。まるでジャグジー風呂。一体なぜ泡立てるのか?

答えは、“透明な氷”をつくるため。

水をかく拌させると、余分な空気や不純物は真ん中に集まり、外側はキレイな水になる。水は氷缶に接する外側から凍り始めるため、“透明な氷”が出来上がるという仕掛けだ。でも不純物が集まった真ん中の水はどうするのか?

ここで活躍するのがノズルのついたマシン。先っぽを差し込むと、掃除機のようにズズ~っと真ん中の水だけを吸い取っていく。そこに純度の高い水を注ぎ入れ再び凍らせていく。

氷缶に水を入れてから丸3日。いよいよ氷が顔を出す。取り出しやすいよう氷缶に水をかけゆっくり傾けると…ごう音を立てながら一斉に氷が飛び出した。まるで柱のような巨大氷。しかも向こう側が透けて見える透明度。

こうして生まれた巨大氷が人気の「板氷」や「かちわり氷」「丸氷」などに加工されていた。                    【工場fan編集局】