大坂なおみ「父への怒りが原動力」。快進撃の理由について冗談

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「チャイナ・オープン」での大坂なおみ

9月の「東レ パン・パシフィック・オープン」、そして先週開催された「チャイナ・オープン」と、2大会連続で優勝を飾っている大坂なおみ(日本/日清食品)。父親がコーチになったとたんの快進撃について、大坂は「父への怒りが原動力」とジョークを交えて話している。

大坂は今年1月の「全豪オープン」で優勝後、サーシャ・バジンとのコーチ関係を解消。その後、3月の「BNPパリバ・オープン」からジャーメイン・ジェンキンスをコーチとして迎えていた。

しかし、世界1位というプレッシャーもあり、ジェンキンスをコーチに迎えて11大会に臨んだが、最も勝ち上がったのが「ポルシェ・テニス・グランプリ」でのベスト4の1回のみ。期待されたグランドスラムでは「全仏オープン」は3回戦、「ウィンブルドン」は1回戦、昨年優勝した「全米オープン」は4回戦で姿を消した。

そしてその「全米オープン」後に、ジェンキンスとのコーチ関係を解消。現在は一時的に大坂の父親がコーチを務めているが、そこから負けなしの10連勝で、2大会連続優勝を飾っている。

ASAPsportsは「チャイナ・オープン」決勝後の記者会見の内容を公開しており、記者からは「最近の活躍に、父親はどのように関係しているのか?」という質問が飛んだ。これに大坂はジョークを交えてこう答えている。

「父にはものすごくイライラさせられて、とにかく頭にくるんです。その怒りが勝つための原動力になっていますね(笑)」「私の父というのは、なにごともとてもシンプルです。私の性格がわかっています、父親ですからね。普段はほとんど何も言わず、ただ私が自分で気がつくのを待つんです。その後でそれについて色々話をします」

また、「しばらく父親をコーチにするのか、それともまた変更することを考えているか」という質問にも「デュースですね。続いている間は良しとします(笑)」とジョークで答えている。

ただ、あくまでも一時的なものであり、「長期的なものになるとは思いません」と語っている。

「父はいつもそばにいます。でも父の方が耐えられないと思います。私の試合を見るのが好きじゃないんです。すごいストレスなんだと思います。私がボールを打つたびにビクッとしていますからね」

父親への怒りが勝利への原動力と冗談を言いつつも、仲が良い様子が垣間見える二人。「東レ パン・パシフィック・オープン」の時も、「私のテニスというものを、一番良く知っている人物だと間違いなく思っています。私にとって最愛の人だから、そこが私にとって一番の利点だと思っています」と父親がコーチであることのメリットを話していた。

大坂の次戦は、10月27日開幕のツアー最終戦「WTAファイナルズ・深セン」を予定している。昨年は涙のグループリーグ敗退だっただけに、さらに成長し好調のなか挑む今年はどんな結果になるか注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「チャイナ・オープン」での大坂なおみ
(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

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