松雪泰子が主演ドラマの決めゼリフ「私、失敗しちゃった」に「友人にもツッコまれた」

NHK総合で10月18日スタートの連続ドラマ「ミス・ジコチョー~天才・天ノ教授の調査ファイル~」(金曜午後10:00)の試写会が行われ、主演の松雪泰子、共演の堀井新太、須藤理彩、高橋メアリージュンが出席した。“失敗学”を掲げて事故調査に乗り出す主人公の天才工学者・天ノ真奈子を演じる松雪は「私、失敗しちゃった」という毎回の決めゼリフを「友人にもツッコまれました」と苦笑いで告白。絶対に失敗しない某人気ドラマのヒロインとは真逆の役どころをアピールした。

ドラマは、失敗学を研究する工学部教授の真奈子(松雪)が、さまざまな事故調査委員会に呼ばれ、事故の背景に潜む人間模様や社会のひずみに切り込んでいくストーリー。おきて破りで、自分勝手な性格の真奈子が助手の野津田燈(堀井)らを振り回しながら、事故の真相を究明していく姿が見どころになる。松雪は真奈子について「工学部の教授で、思考のスピードが速すぎて周りを振り回してしまうという、今まで経験したことのないような役です」と明かし、新境地の開拓に意欲十分な様子。

共演陣もこれまでに演じたことがない役柄のようで、野津田役の堀井は「大事にしたのは松雪さんとのバディ感。失敗学のドラマですから、失敗してなんぼ」と体当たりで挑んだことを明かすと、真奈子の秘書・辻留志保役の須藤も「真奈子の親友でもあり、実は元工学者なんです。今までは生活感あふれるシングルマザー役とかばかりだったので、スマートな役ができるかなって不安だった」と告白。真奈子の助手・西峰郁美役の高橋は「スキルの高いオタク役なんです。これまでオタク役は演じたことがなかったので、スペインで実際に出会った日本オタクの男の子を思い出して取り入れました」と訴えていた。

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