台風接近 12日は大規模計画運休 岡山も新幹線、在来線に影響

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 台風19号の接近に伴い、12日は鉄道が大規模な計画運休となり、羽田空港の国内線はほぼ欠航となる。高速道路も関東から東海地方の広範囲で通行止めになる可能性がある。運休は13日にかけて続く恐れがあり、経済活動や市民生活に大きな影響が出そうだ。

 鉄道各社によると、首都圏ではJR在来線と東急、小田急、東武、西武など私鉄の大部分で、午前中から昼すぎにかけて順次、運転が止まる。JR中央線は正午ごろ、山手線は午後1時ごろ、運転取りやめとなる。東北、上越などJR東日本運行の新幹線は午前9時から午後1時ごろにかけて順次運転を取りやめる。

 東海道新幹線は東京―名古屋間が始発から終日運休することが決まっている。名古屋―新大阪間も早朝の上下計6本のみが運行する。山陽新幹線の新大阪―岡山間も午前中に運転を打ち切る。上りは岡山発午前10時35分のさくら542号、下りは岡山着午前11時31分のこだま739号を最後に終日運転を取りやめる。以降の岡山―博多間は大幅に本数を減らす。

 岡山県と広島県備後地区の在来線は、岡山と山陰方面を結ぶ特急と伯備、因美線の一部列車が運休を予定している。

 JR東日本は在来線、新幹線ともに少なくとも13日昼ごろまで見合わせが続き、線路や設備に被害が出れば、ずれ込む恐れもあるとしている。東海道新幹線も13日まで影響が残る見通しだ。

 東京メトロも地上を走る区間を中心に、12日午後、各路線の一部で計画運休する。都営地下鉄も一部区間の運転を見合わせる。都営バスや都電荒川線、日暮里・舎人ライナーは12日午後2時以降の終日全区間で運転を取りやめる。

 空の便では、羽田空港を発着する国内線で、全日空が全便、日航は早朝の一部を除き欠航する。羽田、成田両空港の国際線も多くが欠航することが決まっている。

 羽田や成田に乗り入れる私鉄の京急や京成は計画運休はせず、気象の状況を見極めて判断するという。

 高速道路各社によると、12日昼以降、関東や東海の広範囲で通行止めが予想され、東北や北陸でも夕方以降、通行止めになるとみられる。