鷹、3連勝で日本Sへ王手 王貞治会長も千賀絶賛「シーズン中でも見たことないような」

ソフトバンク・王貞治会長【写真:Getty Images】

3勝1敗と有利な状況とし「流れはこっちに来ている」

■ソフトバンク 7-0 西武(CS・11日・メットライフ)

 ソフトバンクが3年連続の日本シリーズ進出へ、あと1勝に迫った。11日、敵地メットライフドームでのせいぶとのクライマックスシリーズ第3戦。先発の千賀が8回を2安打10奪三振無失点に封じる好投を見せて、第1戦から3連勝を飾った。

 圧巻の好投には王貞治球団会長も賛辞を惜しまなかった。右腕は初回先頭の秋山に右前安打を浴びて以降、8回2死で源田に内野安打を浴びるまで、強打の西武打線を27打者連続で無安打に封じた。8回まで1人で投げ抜く力投でわずか2安打、10個の三振を奪い、無失点に封じた。

 試合後、勝利の瞬間を見届けた王貞治球団会長は「千賀が最高のピッチングをした。シーズン中でもあんまり見たことないピッチングだった」と右腕の力投を称賛した。

 3勝1敗と日本シリーズ進出に王手をかけたソフトバンク。12日は台風19号の影響で試合は中止。王会長は「お互いにバテバテだから明日休んで、また明後日だね。こっちに流れが来ているからね」と語ると、帰りの車へと乗り込んだ。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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