「集約型都市」構築へ マスタープラン改訂素案 諫早市、2035年見据え

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 長崎県諫早市は、2035年を見据えた土地利用計画やまちづくりの方向性を示す都市計画マスタープランの改訂素案をまとめた。人口減と高齢化に伴い、生活サービスの維持を目指し、市中心部に都市機能を集積させる「集約型都市(コンパクトシティ)」を構築した上で、市内各地の拠点と結ぶ交通ネットワークの活用を進めるのが特徴。
 市は周辺旧5町と合併後の2008年、都市計画区域と区域外の地域の一体的な都市形成の指針として、同プランを策定。同プランを含む第2次総合計画が16年に策定されたため、市や有識者らを交え、同プランの改訂を検討してきた。
 改訂素案は市中心部を中心拠点、多良見町喜々津地区を都市拠点と位置付け。飯盛、森山、高来、小長井各町中心部と長田、本野、小野、有喜、伊木力など計11地区を生活拠点とした。
 今回、新たに四つの拠点を追加。貝津地区などの工業団地を産業拠点、地域高規格道路「島原道路」のインターチェンジ周辺を沿道型活力創出拠点、(仮称)久山港スポーツ施設などをスポーツ・レクリエーション拠点、中心部の諫早公園などを緑の拠点とし、それぞれの特徴に応じた都市計画を進める方針。
 素案は市都市政策課や各支所、各出張所で閲覧できる。同課は15日まで、市民の意見を募るパブリックコメントを募集。集約後、市都市計画審議会に諮る方針。