ドーピング陽性で製薬会社を提訴

レスリング東京五輪候補選手

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2018年6月、レスリング全日本選抜選手権の男子グレコローマン77キロ級決勝で対戦する阪部創選手(右)=駒沢体育館

 レスリング男子のトップ選手が服用したジェネリック医薬品(後発薬)に本来含まれていない禁止物質が混入し、ドーピング検査で陽性反応が出た問題で、精神的被害を受けたとして、2020年東京五輪代表を目指す阪部創選手(25)=自衛隊=が製薬会社の沢井製薬(大阪市)や陽進堂(富山市)に慰謝料など約6千万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことが11日、分かった。代理人弁護士によると、国内でドーピング問題が裁判に発展するケースは初めてという。

 訴えでは、阪部選手は服用した薬に欠陥があったことで処分を受け、五輪2年前に強制的にスポーツ活動を制限されたことを指摘した。