「日本一」のそのぎ茶 過去最高値で落札 月香園、1キロ30万円で

©株式会社長崎新聞社

全国茶品評会の蒸し製玉緑茶部門で最高賞に選ばれた中山さん(左)のそのぎ茶を最高額で落札した月香園製茶の月足工場部長=東彼杵町役場

 本年度の全国茶品評会の蒸し製玉緑茶部門で、最高賞の1等1席(農林水産大臣賞)に選ばれた東彼東彼杵町の中山雄太さん(37)の出品茶を、茶商社、月香園製茶(本社・西彼時津町)が、同部門で過去最高値となる1キロ当たり30万円で落札した。
 品評会は8月に愛知県西尾市であり、そのぎ茶では他に中山公輔さん(41)が1等2席、尾上和彦さん(43)が同4席に入り、東彼杵町が3年連続産地賞になった。全ての出品茶は9月19日に西尾市であった入札販売会で取引され、公輔さんの茶は池田茶園(東彼杵町)が1キロ15万円、尾上さんの茶は月香園製茶が1キロ7万円でそれぞれ落札した。
 生産者と茶商社が11日、町役場を訪れ、岡田伊一郎町長に結果を報告。雄太さんは「高額落札はそのぎ茶のブランド化と知名度向上になる。これからもいいお茶をつくっていきたい」と話した。
 月香園製茶が落札した「日本一」の出品茶は、店舗の買い物客に抽選で配り、そのぎ茶のPRに役立てるという。同社の月足仁彦工場部長(45)は「生産者への敬意と産地を盛り上げたい気持ちもあり、高額を付けさせてもらった。多くの人たちにそのぎ茶のおいしさを知ってほしい」と話した。
 12日午前10時からは、長崎市のベルナード観光通りで雄太さんらのそのぎ茶が味わえるイベントも開かれる。