ビデオアシスタントレフェリー、通称VARがJリーグにも2020シーズンから導入開始。これに先駆けて、Jリーグ公式が理解を深めるためにVAR特集を公開しました。
9月から一部試合で導入されたVARに際して、Jリーグ公式が特集を紹介!
JリーグYBC ルヴァンカッププライムステージから試験的に導入されたVAR。
海外では既にVARが導入されているところもありますが、日本では2020シーズンからJ1リーグにて正式に導入がなされる予定です。
VARは端的にいうと「ビデオ判定」のようなものですが、どういったケースで、どのように介入してくるのかは明確なルールが設けられています。
我々サポーターもこの機会にVARの概要と、審判たちの判断について知ることで、より深い次元でサッカーを見ることが出来ます。
Jリーグジャッジリプレイ番外編のVAR特集は、全サポーターに見て欲しい内容となっています。
VARの原理原則とポイント
対象となる事象
・得点か、得点ではないか?
・PKか、PKではないか?
・退場か、退場ではないか?
・人間違い(反則を犯したチームの違う選手を警告・退場)
上記4点がVARの使用される項目。
しかし、フィールド上にいる審判員がその事象を確認できず、判定することが出来なかった「見逃された重大な事象」が起きた場合には、VARが用いられます。
またVARは、あくまで主審の判定を正す援助をするためのものであるということが大きなポイント。最良の判定を見つけるものではありません。
一瞬のプレーを瞬時に判断する審判たちのやり取りがすごい!
杉本選手へのタックルに対して、PKではないのか?と話題になったシーン。
この時の状況についてやりとりがなされた審判たちの音声記録が動画内で紹介されました。
(20分40秒~)
杉本選手が相手のタックルに対して自らの足でブロックしにいっていることから、PKでは無いと判断した主審。
VARとのやり取りもしっかりと行われており、一瞬のプレーから瞬時に判断する審判団たちのすごさが伺えます。
最近は誤審?と疑問符がつくようなジャッジが多く、ツイッター等SNS上でも議論が交わされることの多かったJリーグ界隈。
VARの導入をきっかけに審判、クラブ含めサポーター双方の納得いくジャッジが増えること、また私たちサポーターたちもルールや判定への理解を深めていく必要がありそうです。