ダイソールアー【インプレ】ほんとに釣れんの?秋のバス釣りに挑んでみた! メタルジグやエギなど、低価格で釣具も販売しているダイソー。今回はダイソーのファストムービングルアー(スピナーベイト・クランクベイト・バイブレーション)を使って、秋のバス釣りを楽しんでみました。100円でここまでの実釣力なら正直アリです。

秋のバス釣りと言えば「マキモノ」!

稲刈りも終わって、すっかり秋めいてきましたね。

夏が大好きな筆者としては寂しい限りです。とはいえ、秋は秋で楽しみが沢山ありますよね。

気温が下がった秋は、魚たちが速い動きのルアーにも好反応を示す季節。

ということで、マキモノに反応するであろうバスを釣りに出かけてみることにしました。

とあるルアーたちを携えて……(笑)

気になっていたダイソーのソレ

ただ普通にバス釣りするのも楽しい季節。

でもせっかくなら、何かいつもと違うことをしようじゃないかということで、以前から気になっていたダイソールアー縛りで釣りすることにしました。

以前も記事にしましたが、ダイソーにはコスパ最高の名作ルアーが存在します。

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淡水用のルアーたちはどうなのか? そんな検証を兼ねての釣行です。

今回入手したのは、以下の3種。

①スピナーベイト

まさか100円でスピナーベイトが買えるとは!

スピナーベイト好きとしてはこれは試してみたい限り。

因みに私が行ったダイソーには、「マットホットタイガー」というシブいカラーしかありませんでした。(なぜマット?)

重さの表記は特に書いていないことから、きっとワンサイズ展開なのでしょう。

②バイブレーション

お次はバイブレーション。

11.5gでフローティング(またも設計がシブい)と表記されています。やや不安ですが、どんな泳ぎをしてくれるのか?

これも非常に楽しみです。

③クランクベイト

そして最後はクランクベイト。

『ピーナッツⅡ』のような小粒クランクベイト好きとしては、やや大きいサイズのため巻心地が気になるところ。

ウェイトは14.5gで、潜行深度は1.5〜3mとのこと。レンジ幅は割と広め……というか大雑把な感じでしょうか。

シンプルにシャロークランクを作らないあたり、これもまたダイソーの「シブさ」が光ってます。

>>Next Page:釣れっぷりはシブくないぞ!

いざ実釣へ

ということで数百円分のルアーを握りしめ、近所のリザーバーへ!

バランスが安定しない「スピナーベイト」

まずはこちらから。

どんなフィールドに行っても最初に投げることの多いスピナーベイト。いつもの調子でさっそく投げて巻いてみます。

う~ん……いまいちバランスが安定しない。ボディが倒れてフックが横を向いてしまうので、スピナーベイト本来の使い方や強みが活かせません。

ワイヤーの影響なのか、はたまたブレードとボディのバランスなのか。

改良次第では、安定して使いやすくなるかもしれません。(結果魚は釣れませんでした。というより釣れる気がしなくて心が折れました笑)

ただ、ゆっくりと慎重に巻いてやれば安定もしますし、チェイスも何度かあったため、タイミング次第で魚は釣れたかなーと感じました。

シャローでの早巻きにオススメ「バイブレーション」

さて、お次はバイブレーション。

フローティング表記でしたが、水につけてみるとまさかのスローシンキング仕様でした(笑)

フラフラとゆっくり沈んでいくため、深場でのリフト&フォールでの釣りは全く期待できないでしょう。

︎祝・初ダイソープラグフィッシュ。

上の写真は、高速巻きをしていたらリアクションで食ってくれた小バス。シャローでの早巻きには有効でした。

この使い方だとチェイスがかなり多かったので、タイミング次第で連発も夢じゃないルアーだとおもいます。

リアクションバイト多発!「クランクベイト」

そして最後はクランクベイト。

リップの長さから想像つくと思いますが、巻き心地は割とヘビー。

素早く立ち上がるフローティングで、ガッツリ潜らせて障害物にコンタクトしても、“スーッ”と浮かせて回避できます。

100円だからこその、大胆なアプローチができるのもいいですねぇ。

︎そんな釣り方をしていると「ガツン」と気持ちよくひったくられました。

結果、数回バラして釣れた魚は一匹。

純正のフックを使っていたので、交換すればもうちょっとバイトを拾えたかもしれません。

ダイソールアー。色んな意味でアリです!

というわけで、今回は数百円分のダイソールアーを持って秋のバス釣りを楽しんでみました。

スピナーベイト、バイブレーション、クランクベイトと散々巻き倒してみましたが、個人的にはクランクベイトが一番使えるかなー、といった感じでした。

流石に安いだけあって、ツッコミどころが満載。(チューン次第では使えそう)

とはいえ、そんなところまでも楽しめるのが、ルアー釣りの醍醐味ですね。みなさんもお試しになってはどうでしょうか?

撮影・文:DAISUKE KOBAYASHI

この記事を書いた人

小林大介

愛知県出身徳島県在住。映像クリエイター、フォトグラファーとして地方の限界集落で活動中。山の猟師でもあり、デジタルとアナログの両極端な生活を楽しんでいます。

海、川、ルアー、エサ釣りと限らず、楽しく美味しい釣りはなんでもトライするのが信条です。

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