【台風19号】京都府北部で避難所100カ所開設 交通乱れ、市民や帰省客の足にも影響

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台風19号の接近を受け、避難所で過ごす市民ら(京都府福知山市駅前町・市民交流プラザふくちやま)

 大型で非常に強い台風19号は12日午後、京都府に最接近した。府北部では避難所約100カ所が開設され、高齢者らが強まる雨風を気にしながら不安な様子で過ごす一方、交通機関の運休で市民や帰省客の足にも影響が出た。
 福知山市は午前7時半、市内全域に避難準備・高齢者等避難開始を発令、48カ所の広域避難所を開設した。午後6時15分現在、8カ所に25世帯28人が避難している。
 同市駅前町の市民交流プラザふくちやまでは、避難した人たちが畳の上に毛布を敷き、身を寄せ合って過ごしていた。夫婦で避難した同市土師宮町の男性(71)は「雨風が強い台風でもしものことがあったら怖いので避難した。今日中に帰れたらいいが」と話した。
 綾部市も午前11時45分に市内31カ所に避難所を開設、午後5時現在で5カ所に15世帯21人が避難している。舞鶴市は午前8時に市内22カ所に開設、午後6時現在で10カ所に41世帯56人が避難している。
 京都丹後鉄道は、宮舞線と宮豊線を強風のため予定を早めて午前9時半ごろから、宮福線も午後から順次運転を取りやめた。
 天橋立駅(宮津市文珠)には午後0時半すぎに最終列車が到着した。京丹後市弥栄町の実家へ向かう茨城県鹿嶋市の会社員の男性(48)は「京都駅では峰山駅まで行けると聞いたが、天橋立駅で乗り継ぎ列車が無かった。実家から迎えに来てもらうしかない。茨城の自宅も暴風が心配」と話した。
 13日は午前8時ごろの運転再開を見込んでいる。