4年ぶり浮立を奉納 西海・横瀬くんち

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お旅所を出発する横瀬浮立の一行=西海市、横瀬港

 長崎県西海市西海町の横瀬神社(本田宏臣宮司)で12日、無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を祈る秋の大祭「横瀬くんち」があり、地元住民らが横瀬浮立を奉納した。
 大名行列を模した浮立は4年に1度奉納し、今年は約200人が参加。法被姿の子どもらが笛や太鼓、鐘の音を響かせる中、挟み箱や先端にふさの付いた棒を担いだ男衆が「さーよい、さーどこさ」などと掛け声を上げ、約4キロを練り歩いた。
 横瀬港のお旅所では女性が踊りを披露。水でぬらしたササでおはらいをする潮振り役がおどけたそぶりを見せるなどし、見物客を楽しませた。神社では奉納相撲もあった。
 横瀬浮立保存会の太田英司会長(64)は「笛や太鼓は7月から、行列は9月から練習を重ねた。4年に1度の浮立は人をつなげる。沿道のお年寄りも喜んでくれた」と笑顔を見せた。