台風19号、工場や小屋の屋根飛ぶ

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台風19号の強風でめくれた屋根が電線に引っ掛かった繊維工場建物=10月12日午後8時50分ごろ、福井県永平寺町松岡石舟

 台風19号の影響で福井県内各地では10月12日夜、工場や小屋の屋根が飛ばされ、倒木の被害が発生した。停電も相次いだ。倒木や冠水で通行止めとなった道路があったほか、公共交通機関もまひした。

 永平寺町松岡石舟では繊維工場建物の屋根がはがれ、一部が電線に覆いかぶさるように引っ掛かった。付近の道路を通行止めとし、約30戸を停電にして撤去作業が行われた。勝山市荒土町松田では小屋の屋根が飛ばされ、周辺の県道1.2キロが通行止めとなった。

 倒木による道路の通行止めは敦賀市杉津や池田町板垣で発生し、いずれも撤去作業が行われた。

 越前市では午後10時ごろから粟田部町と新在家町の約60戸が停電した。福井市上中町、下中町、林町、原目町では午後7時半ごろから約20分間、約220戸が停電。永平寺町でも京善、寺本、上浄法寺で計15戸が2~3時間、停電した。

 小浜市では市道太良庄中央線が冠水したほか、県道加斗袖崎住吉線は雨量規制基準値に達したため全面通行止めとなった。

 JR西日本金沢支社管内では北陸新幹線や特急、普通計290本が運休となったが、事前告知されていたこともあり、大きな混乱は見られなかった。えちぜん鉄道、福井鉄道福武線も夕方以降の運行を取りやめた。高速バスの運休も相次いだ。

 福井市の西武福井店やベル、越前市のシピィなどの商業施設は閉店時間を早めた。