メクル第405号 自然感じながら謎解き 稲佐山「アルクエスト」

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秋晴れの下、クイズを楽しむ家族連れ=長崎市、稲佐山公園

 行楽の秋。アウトドアが気持ちよか季節ばい。長崎市の稲佐山(いなさやま)公園で6日、クイズを解(と)きながら散策(さんさく)する「謎(なぞ)解きウォーキング2019『アルクエスト』」というおもしろそうなイベントがあったので、行ってきたよ。

 「アルクエスト」とは、「アルク(歩く)」と「クエスト(英語で探索(たんさく)の意味)」を組み合わせた造語(ぞうご)。外で遊ぶ子どもが減(へ)っている中、親子で自然を満喫(まんきつ)しようと、「NPO法人ネオギャラクシー」(本部・福岡(ふくおか)市、入山忠(いりやまただし)理事長)が、小学生や幼児(ようじ)などを対象に全国の公園などで開催(かいさい)しているんだって。長崎市ではこの秋、稲佐山公園とあぐりの丘(おか)で計7回開かれ、最終日となったこの日は約350人も参加したよ。

スタッフ(左)がコースについて参加者に説明

 気持ちのいい青空! 受付のスタッフが早速(さっそく)、クイズを出題しました。「カメとラクダとサイの3匹(びき)が買い物に行きました。買うのは何?」。参加者は「カメ、ラクダ、サイ…。分かった、カメラください!」。「正解(せいかい)です」。笑い声が響(ひび)いたばい。
 コースは三つ。手ぶらで参加できる「ノーマル謎解きコース」(10問)は小学生のスタンダードコース。スマートフォンでQRコードを読み取るとクイズが出題される「ハード謎解きコース」(15問)は小学5年生以上の親子が対象で、保護(ほご)者の協力がないと解けない上級者向けのコースだよ。もう一つは、幼児でも楽しめる「とことこラリーコース」(15問)。
 参加者は、樹木(じゅもく)や柱などに貼(は)った紙に記されたクイズを解きながら草の上を歩いたり、階段(かいだん)を上り下りしたり。所要時間は1時間から3時間くらい。自然を体いっぱいに感じながら、さわやかな汗(あせ)を流したばい。
 家族4人で参加した長崎市立山里小3年、山下晴大(やましたはると)君(8)は「クイズが解けるとうれしい」と笑顔。妹で同1年の愛莉(あいり)さん(6)も「クイズのある場所を探(さが)すのが楽しかった」と喜んどったよ。母親の美奈(みな)さん(39)は「仕事で参加できなかったお父さんに電話で問題の答えを聞いた。家にいたらゲームばかりしそうだから外に連れ出そうと参加しました。家族の絆(きずな)が強まった」と感想を語ってくれたばい。
 入山理事長は「体が動くと脳(のう)も動き、健康促進(そくしん)になります。親子の絆も強まります。楽しみながら学び、子どもの視野(しや)を広げ、社会に役立つような価値観(かちかん)を育んでもらう狙(ねら)いもあるんです。来年も必ず開くから楽しみに待っててね」と話していたよ。