かねてより交際していた24歳年下のグラドル・菊池梨沙とオメデタ婚を発表したTOKIOのリーダー・城島茂。会見で見せた懇切丁寧な受け答えと腰の低さに、改めて実直な印象を持った人も多かったのではないでしょうか。
「義理の母親が自身より3歳年下であると、恐縮しながら告白したリーダーの姿を見たら、なんとも言えない安堵感で胸が締め付けられて感動して少し泣いてしまいましたよ」と話すのは、日本テレビ関係者の男性。
「恋多きイメージは昔から持ってましたが、いまいちゴールにたどり着けない残念な印象を持ってました。でもまさかこのタイミングで結婚するとはね。実は今回の発表では結婚と妊娠報告のダブルの喜び会見となりましたけど、昨年の山口くんが強制わいせつ容疑で書類送検された事件の少し後に、彼女と籍を入れて結婚会見をする予定だという噂があったんですよ。ですが、あまりに山口くんの騒動のインパクトが大きすぎて、いろんなことが自粛する方向に動いてしまった。つまり、予定が一旦流れてしまったんですよね」
めでたい話ではあるけれど、さすがに山口のあの事件の直後に結婚報告は世間が許しません。城島はTOKIOの活動に不安を抱えながらも、結婚のタイミングを見計らいつつ、準備を進めていたといいます。
「妊娠が計画的だったかはわりませんけど、昨年の秋頃だったでしょうか。ちょっと大きめの新車を買ったとニコニコしてました。同時に、引越しの予定もあると話していたので、そろそろかなとは思ってたんですけどね。ところで、視聴者の方はワイドショーで城島くんの結婚会見を見たと思うのですが、なにか違和感のようなものがありませんでした？ 実は、城島くんのTOKIOとしての活動を振り返るくだりで、昨年からずっといなかったことにされている山口くんの姿が、編集なしに使われていたんですよ。解禁とはまでは言えませんけど、各局共通で山口ありきのVTRを流すことが今回の城島くんの結婚報道後に決まったんです。まぁ事務所からの要請というか、使っても構わないという話だったので……」。
山口達也の姿が繰り返し放映されていたことは、SNSを中心に話題となりました。TOKIOは今年で活動25周年目を迎え、山口の存在も当然バンドに大きな影響をもたらしてきました。書類送検後は、リハビリを兼ねた社会復帰に勤しんでいる山口。「もうそろそろ許してあげてもいいのではないか」という声が、業界内からも多く挙がっています。
「メンバーは達也がいないTOKIOは、TOKIOではないというスタンスなので、彼が戻ってくる日を待ち望んでます。とくに長瀬くんは音楽活動を再開させたい気持ちが強く、しかし新しいメンバーを迎え入れることには反対しているといいます。長瀬くんは高身長でルックスも良く、お芝居もできます。場合によってはハリウッドで活躍できるかもしれない逸材です。なので、俳優業に一度専念してはどうかと事務所から背中を押されてるようですが、本人は首を縦に振らないらしい。英語の勉強も一切興味なしといった様子で…..。今回、城島くんの結婚報道で山口くんの映像が解禁になりましたが、世間に彼を少しずつ慣らしていってカムバックさせる方向に動いているのだと思います」（芸能ライター）
別の関係者も、こう証言しています。一度切り捨てたはずのジャニーズが、山口を戻す準備を整え始めているのだと。
「来年末に嵐が休業に入ります。となると、あのクラスのベテランがジャニーズには不在になってしまうんですよね。それでなくても最近、悪い噂ばかり立っているジャニーズですから、本腰を入れてなんとか打開策を打たねばなりません。残念ながらジャニーズの若手に勢いは殆どなく、それどころかどのグループも不安定でいつ解散に至ってもおかしくない状況。今後のジャニーズ内部をまとめるには、芸歴が長く、かつ国民に愛されている要素が必要だと思います。ともなれば、TOKIOの本格再始動と山口復帰は待ったなし。副社長に就任した滝沢秀明や専務のＳさんも、どのタイミングで戻すべきか様子を伺っているらしい」（芸能関係者）
芸能界から一度は姿を消した山口達也ですが、「一回だけ」という約束で今年9月、週刊誌の独占インタビューを受けています。1年4ヶ月ぶりに見た山口は、以前の面影やはつらつとした芸能人オーラは消え失せ、おそらく街ですれ違っても気づかないレベルまで落ちてしまっていました。
強制わいせつ罪の容疑で書類送検された山口達也。ことがことだけに、復帰は一筋縄ではいかないでしょう。しかし、世間から冷たい目を向けられる一方で、芸能界復帰待望論が挙がっているのも事実。また5人揃った、あの国民的アイドルTOKIOが見たい、そう強く願っていれば、あるいは近い将来、叶うかもしれません。（取材・文◎那目鯛子）
