八戸消防本部が訓練/国際消防救助隊のメンバーたち/大規模災害を想定

©株式会社東奥日報社

川に見立てた旧蛯川小のグラウンドにロープを渡し、救助訓練に取り組む隊員たち

 八戸地域広域市町村圏事務組合消防本部は11日、青森県五戸町の旧蛯川小学校などで、国際消防救助隊に登録されている同本部隊員の教育訓練を実施。登録隊員6人と予備隊員19人が、大規模災害の発生に備えて救助技術を高めていた。

 国際消防救助隊は、海外で大規模な地震や津波などが発生し、被災国政府から要請があった場合に隊員登録している全国77消防本部の599人から編成。現地での救助活動を行う。

 八戸広域消防本部は1986年の同隊発足時から県内で唯一登録しており、年1回の訓練で知識と技術の向上に努めている。

 今回はマグニチュード(M)7.9の地震が発生した状況を想定し、同小学校と同町浅水の山砂採取場で訓練を実施。

 同小学校では、体育館の屋根などに取り残されたり、がれきの下敷きになった人形を要救助者に見立てた救助訓練を行い、「もう少しですよ」「頑張って」などと声を掛けながら搬送や応急処置の方法を確認していた。

 隊員2年目という中居祐介さん(33)は「要救助者の気持ちになり、実際の災害現場でも最後まで諦めずに取り組みたい」と話した。