鷹・今宮が2発目の2ラン! 3年連続日本S進出へ近づく追加点、チームは16回連続安打

この日2本目となる本塁打を放ったソフトバンク・今宮健太【写真:荒川祐史】

今宮は3回に先制のソロを放つと、1点差に迫られた6回には2ラン

■西武 – ソフトバンク(CS・13日・メットライフ)

 ソフトバンクが3年連続日本シリーズ進出へ大きな追加点を奪った。13日、敵地メットライフドームで行われたクライマックスシリーズファイナルステージ第4戦。王手をかけていたソフトバンクは1点リードで迎えた6回、今宮がこの日2本目の本塁打となる2ランを放ち、再びリードを3点に広げた。

 3回に今宮のソロで先制したソフトバンク。4回にはグラシアルのソロなどで2点を追加した。5回に西武に1点差に迫られたが、3番手の高橋純が2死満塁のピンチを脱すると、その直後に大きな追加点が生まれた。

 6回、1死から牧原が左中間を破る二塁打を放って出塁すると、打席には今宮。1ストライクからの2球目、西武3番手の松本航が投じた2球目、真ん中高めの真っ直ぐを捉えると、打球は西武ファンが陣取る左翼スタンドへと飛び込んだ。

 沈黙する西武ファン、歓喜する右翼のソフトバンクファン。今宮のこの日2本目となる本塁打でリードは再び3点差に。ソフトバンクは第2戦の9回から実に16イニング連続安打と打力でも西武を圧倒。3年連続の日本シリーズ進出へ大きく前進する追加点となった。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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