台風19号は温帯低気圧に変わったが、北日本では13日(日)夜にかけて高波に警戒が必要だ。また、東日本と東北では、これまでの記録的な大雨で河川の氾濫や堤防の決壊が発生し、警戒レベル5に相当する状況が続いている。また、土砂災害の危険度が高くなっている所もある。引き続き、河川の増水や氾濫に最大級の警戒をし、土砂災害に厳重な警戒が必要だ
<強風・高波>
台風19号は、13日正午に北海道の南東海上で温帯低気圧に変わり、今後、低気圧は日本からさらに離れる見込み。ただ、北日本の海上を中心に強い風が吹き、北日本太平洋側では大しけとなっている。北日本では13日夜にかけて強い風が吹き、大しけの状態が続く見通し。うねりを伴った高波に警戒し、強風にも注意が必要だ。
<大雨>
東日本と東北では、これまでの記録的な大雨により、大きな河川が氾濫し、堤防が決壊しており、警戒レベル5に相当する状況が続いている。また、広い範囲で土砂災害や洪水の危険度が非常に高くなっている。
14日(月・体育の日)は雨も予想されるため、引き続き、河川の増水や氾濫に最大級の警戒をするとともに、土砂災害に厳重な警戒が必要だ。