新人2人の争い 廿日市市長選告示

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左から届け出順に松本太郎氏、川本達志氏

 任期満了に伴う広島県廿日市市長選は13日告示され、いずれも無所属新人で、元市議の松本太郎氏(50)と元副市長の川本達志氏(62)の2人が立候補した。現市政へのスタンスと、市が導入を検討する宮島への観光客たちを対象とする「入島税」の是非が主な争点となる。20日に投開票される。

 松本氏は、現職の真野勝弘市長(76)から後継指名され、連合広島が推薦。現職に近い市議や経済界の一部などが支持する。市街地活性化や産業団地の整備などハード・開発事業に力を入れて雇用と税収を伸ばすことなどを公約に掲げる。入島税導入には賛成する。

 川本氏は、県職員や副市長を務めた行政経験をアピール。現職と一定の距離を置く市議たちの支持を受け、市政運営の転換を訴える。保育園の給食費無償化や高齢者の移動支援のためのタクシー活用など主にソフト事業を列挙し、入島税には反対の姿勢だ。

 12日現在の選挙人名簿登録者数は9万7788人。松本氏は立候補に伴い、市議を自動失職した。