【MLB 優勝決定S】快投の田中将大にNYファンは絶賛の嵐「今すぐ5億ドル差し上げろ」「神だ」

地でのリーグ優勝決定シリーズ初戦に先発登板し好投したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

PSデビュー7戦連続2失点以下はMLB新記録、球団公式ツイッターも「並び立つ者いない」

■ヤンキース 7-0 アストロズ(優勝決定シリーズ・日本時間13日・ヒューストン)

 ヤンキースの田中将大投手は12日(日本時間13日)、敵地で行われているアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発し、6回1安打無失点4奪三振1四球と快投。ポストシーズン(PS)通算5勝目を挙げた。これでデビュー以来、プレーオフ先発登板7試合連続で2失点以下というメジャー新記録を樹立した田中。ヤンキースの公式ツイッターが「比類無し」と称賛すると、地元ファンは「本物の史上最高」「神だ」「レジェンド」と称賛の嵐を巻き起こしている。

 超満員の敵地ミニッツメード・パークで強打アストロズ相手に6回を打者18人で仕留める超絶ピッチングを披露した田中。大舞台での強さを改めて証明した格好となったが、その強心臓ぶりはメジャー史に残るものだった。

 ヤンキースは公式ツイッターで田中がデビュー以来、ポストシーズン7試合連続で2失点以下というメジャー新記録を樹立したと報告。「ポストシーズンのタナカに並び立つ者はいない」と称賛すると、辛辣で有名なニューヨークのファンもSNS上で脱帽している。

「本物の史上最高」
「神だ」
「レジェンド」
「尊敬してます」
「ミスター・オクトーバーなのか?」
「本物だよ」
「あと4試合お願いします!」
「もはや地球を超えた」
「血管には、氷が、流れているのか!!!!」
「今すぐ5億ドル(約542億円)を彼に差しあげろ」
「タナカサーーーーーーーーン」
「何年間もひどいことを言ってきた。だが、今日、彼は私を黙らせた」
「毎試合投げてもらえないかしら? 投手陣も信頼しているけれど、タナカにはそれ以上の信用がある」
「お見事」
「彼は別格だったよ」
「史上最高って日本で何と言えばいいんだ?」
 
 これでプレーオフ通算防御率は1.32。7試合以上に登板した投手ではドジャースのサンディー・コーファックス(防御率0.95)、ニューヨーク・ジャイアンツのクリスティ・マシューソン(防御率1.06)に次いで歴代3位となった。

 大舞台で強すぎるマー君。不調時には容赦無く批判する辛辣なニューヨーカーも“手のひら返し”の絶賛モード。ヤンキースファンの心を鷲掴みにしている。(Full-Count編集部)

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