迫力の大燈呂、夜の京都・東山を練り歩く

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氏子町内を巡行する粟田大燈呂の行列(13日、京都市東山区・神宮道三条東入)

 京都市東山区の粟田神社一帯で13日夜、「夜渡り神事」が営まれた。干支の亥や牛頭天王(ごずてんのう)などをかたどった10基の大型灯籠「大燈呂(だいとうろ)」が、氏子町内を練り歩いた。

 同神事は千年以上の歴史を持つという粟田祭の行事の一つ。青森県の祭り「ねぶた」のルーツとも言われる大燈呂は江戸時代に途絶えていたが、京都造形芸術大の学生が制作に協力して2008年に、復活した。

 電飾に彩られた大燈呂の行列は、午後6時に同神社を出発、約15分で知恩院黒門前に到着した。同神社の神職らが祝詞を上げ、知恩院の僧侶らが読経した。沿道では、外国人観光客らが興味深そうにスマートフォンを向けていた。