【台風19号】川崎沖・貨物船沈没、新たに2遺体発見 ミャンマー・中国の乗員

 川崎市川崎区の東扇島沖の東京湾で貨物船が沈没した事故で、2人の遺体が14日午前、新たに見つかった。事故の死者は計7人となった。依然1人が行方不明で、第3管区海上保安本部が捜索している。

 3管によると、2人のうちミャンマー国籍の男性(49)は沈没した船内で発見。中国籍の男性(46)は約25キロ離れた東京湾の横須賀米軍基地付近の海上で、救命胴衣を着用し漂流しているのを巡視艇に発見された。

 貨物船はパナマ船籍の「JIA DE」(1925トン)で、ミャンマー国籍、中国籍、ベトナム国籍の27~54歳の男性計12人が乗り込んでいた。

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